ワンオペ育児で3人の子どもと3カ月過ごしてみるの巻 #03

3日目、今日は初土曜日。

いつもは午前中にピアノのレッスンと塾があるのでもっとバタバタしてるはずなんですが、今日は期初ということもありどちらも無く。午前中に洗濯を全部片づけて掃除してお昼は子どもたちたっての希望でカップラーメン祭りに。自分は一人で先週の残りの鯖をひたすら食べる。なんでも「祭り」とか言うと盛り上がる感じがして良いです。ちなみに最近お風呂は「(苗字)銭湯祭り」と呼ばれていて風呂に入るたびにテンション上がってます。

 

午後はスイミングスクールに自転車3人乗りで連れていく。これまで二人同じクラスに行っていたものの先週から長男のレベルが上がって今秋から時間が1時間ズレることになり動きに悩む。いつもスイミング中は自分は趣味プログラミングに興じてたんですが、とりあえずスタバで二人でお茶することに。いつも三人セットだから二人ずつというのは逆に新鮮かもしれない。長男はまぁ飄々としてるので一人でもどこでも大丈夫な反面、下の子は気が強いけどビビりなので昨日からやたらと「スイミング行きたくないアピール」をしてきます。それを全部無視してとにかく気分を上げて連れていく。保育園でも慣れてくれば人がいっぱいいるとこも大丈夫になったので、もう少し時間経てば大丈夫になっていく、、のかもしれない。でもスイミングスクールってレベルの増減で周りの人が変わってくのでこのまま慣れないかもしれない…

 

昼飯がカップラーメンで夜がマクドナルドとか心配されそうな食生活ですがこれは土曜だけの予定なので。。平日のご飯は秘策があるのでなんとかなるはず。そして帰って来てお風呂に入れようと思ったら娘がいつの間にか寝ている…!いつもなら一人が服脱がせてもう一人がお風呂で受け取るという寝かせたまま風呂に入れる技が使えるものの、自分だけだとそれも出来ず。とりあえずとっておきの今日買ったサーティワンアイスクリームに付いてたドライアイスの魔法(水に入れると煙がもくもく出るやつです)で起こしてお風呂に放り込む。一人だと色々工夫がいるものですね。。

 

で、後はまったりタイムで家事も捗るんですが今日は奥さんがもうすぐ誕生日ということで、スイミングの帰りにみんなで買ったバースデーカードにお手紙を書く。いつの間にか下の子も結構字を書けるようになっていて成長を感じます。みんなでお手紙書いて、娘が選んだ海洋生物シール(謎)と一緒にパパselectの良いもの入れて送付。こういうイベントごとがあるのは素晴らしい。

 

今日の気づき。予定通りに動いてるうちは何とかなるけど、予定外のことが起きるととたんに大変になる。やはり昨日同様思うのは余裕があんまり無いということですね。これも慣れていけばなんとかなっていく、のかもしれない。つづく。

ワンオペ育児で3人の子どもと3カ月過ごしてみるの巻 #02

さて2日目。

朝から二人を起こして、朝ごはんのバナナが思い通りにむけなかったというので娘が大泣き。いやいや、普通に食べれるやんと思うわけですが思った通りにむけなかったからもう食べない!みたいなそういうよくあるやつです。朝が弱くて機嫌が悪いのは誰に似たのやら…(多分僕です) なんとかかんとか着替えさせて送り出して仕事開始。想定以上に疲れた状態でスタート。

ミーティングの合間にご飯食べて食器の片付けと部屋の片づけと洗濯。言うてるうちに犬が玄関マットにおしっこして「こらー!」って、なんで一人でコントみたいなことをやってるのか…と思う間もなく午後の仕事をこなしてお迎えの時間。

約束のバーミヤンに連れてってお子様ランチを食べる。食べるのは結構上手になって来てあまり手がかからなくなってきた。かわいい。自分はサラダだけで済ませようと思って頼んだ中華サラダがえらくドレッシングまみれだったのですごく残念な気持ちに…

帰りにコンビニで明日の朝ごはん買って、みんなでお風呂入って勉強して寝かしつけて、風呂洗ってもっかい洗濯して洗い物してゴミ出しして、今に至る。

 

今日気付いた大事なこと2つ。1つ目、一人で子どもたちの世話をするのって想像以上に気が休まらない、というか寝てる時と保育園に預けてるとき以外は基本的に常時気が抜けないし、事実上の初日だからかめちゃくちゃ疲れた。。疲れたというか張りつめているという感覚。

いつもなら子どもが泣いてても「まぁ、泣くこともあるよね」としか思わないし正直つらいと思ったこともあんまりなかった。でもそれって奥さんがいて「最悪何とかなる」と思えてたからな気がした。一人だと「これ泣き止まなかったらどうなるんだろう」ってマジで思うんですよね。まだ余裕が無いからなんだと思うけどこの差はすごい。一人って想像以上に「余裕がない」んだなと実感。

2つ目、それは子どもも同じということ。パパのことは嫌いでは無いだろうし普段からよく遊ぶし、3人でお風呂入ることも晩御飯食べるのも寝るのも新鮮だからそれはそれで楽しそうには見える。でも特に次女がワガママ言いまくったりするのって、甘えてるというかどこか不安があるからなんじゃないかなと。昔から女子の気持ちが分からないことには定評があるわたくしなのでつい「どうしたいの?」とか聞いちゃうんですが、「どうしたいとかじゃない!」と言い返されるとマジでどうしたらいいかわからなくなってしまう。でも不安だから構って欲しいし「大丈夫だよ」って言って欲しいだけなのかもしれない。

2日目にして思いますね。やっぱりいつもの家族みんないていつもの感じが一番いい。せめて、早く長女よ帰ってきてくれ。。(日曜に帰って来ます)

つづく。

ワンオペ育児で3人の子どもと3カ月過ごしてみるの巻 #01

さて、本日から3カ月、奥さんが里帰り出産のため3人の子どもと自分と犬1匹の生活が始まります。人生でいわゆるワンオペ育児を経験することももう無いだろうと思うので大変だなーと思いつつ実は結構楽しみにしています。多分環境的にはまだ恵まれてるとも思う…!

 

参考までに我が家のプロフィールはこんな感じ。

  • 東京都在住 半径1kmくらいで大体なんでも揃う感じの街。保育園も徒歩10分。
  • 5人と1匹家族 5月末には6人と1匹になる予定。
  • 自分(まんとる) 30代会社員、最近はリモートワーク中心で仕事内容的には時間の融通は割と利く。家事は大体のことは出来るしやってるはず。しかし料理だけはやりたくない…!この年になっても夜中までゲームしちゃう。最近ダイエットにハマっている。
  • 奥さん 30代会社員、元々4人目の里帰り出産のため実家帰省予定だったがコロナの影響でだいぶ早く実家に帰ることになり、結果kids&自分は東京で過ごすことに。
  • 長女 中学生、父母の影響を受けてオタクに…ただ家事も手伝ってくれるし弟妹の面倒も見てくれるので重要な戦力。最近「自分で時間決めて毎日勉強するなら塾代の分好きなだけマンガ買っても良いよ」と言われ猛勉強を始めた。かわいい。
  • 長男 5歳、やさしい、インドア派、よく妹に泣かされる。もの作ったりクリエイティブなことが好き。最近はマインクラフトでレッドストーン回路を作りながら街を開拓している。あと段ボールでミニ四駆のコースを作ったりする。かわいい。
  • 次女 3歳、気が強い、アウトドア派、よく兄を泣かせる。でも実は結構ビビりで人見知りなところがある。最近はディズニープリンセスが大好き。お絵描きとひらがなの練習にハマっている。かわいい。
  • 犬 6歳、ポメチワ、換毛期に毛が抜けまくること以外はとてもかわいい。でもたまに臭い…。

 

day1の今日はお昼に奥さんと長女を新幹線の駅まで見送って、夜に保育園お迎えからワンオペスタート。いつもはママが迎えに来るのでパパの登場にテンションが爆上がり。園長先生が「ママがいない分、たっぷり甘やかしておきましたよ…」と謎のサービス精神を発揮。ありがとうございます…?

今日は延長保育で晩御飯を食べさせてもらったので帰ったら風呂。いつもママとお風呂なのでここでもテンションが上がる。お風呂から上がったら30分好きに遊んでいいよと言ったら意外と大人しく遊んでてその間家事も仕事も捗るので意外とイケんじゃね??とこの時は思って居たのでありました。

そしていつも通り寝る前にパパとお勉強タイムをして3人で就寝。保育園の入学式・進級式だったのでその様子を色々話してるうちにいつのまにか寝落ち。そして自分はベッドを抜け出しいまこのブログを書くに至る…

 

今日は晩御飯も無かったし時間も短いので正直何の負担も無かったなという印象です。子ども二人、年も近いしほっといても結構二人で遊んでくれるのでこれはありがたいことだなと改めて思いました。明日は朝から3人だけだし夜はバーミヤンに行く約束をしたので、どうなることやら。つづく。

Steam WEB APIに収益管理レポート機能は無いらしい

Steam WEB APIでSteamで販売中のアプリのデータを取得し、収益を可視化したり分析するみたいなことをBIツールでやれないかなーと思って調べていたのですが。サポートにも問い合わせた結果、Steam WEB APIに収益を確認したり、レポートする機能は無い様子。唯一マイクロトランザクション(ゲーム内購入)に関するレポート機能(ISteamMicroTxn)はありそうでしたがこれはゲーム自体の購入とは違うようです。

ただ、収益が確認できるSteam worksの管理画面に入ると以下のような辺りにcsvファイルのダウンロードリンクがあるよというのをサポートの方に教えてもらいました。

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気付かなかった。。これを自動でダウンロードしてDBとかに取り込んでしまえば自動化してダッシュボードみたいなのを独自で作る、、というのは出来そうな気がしますね。引き続きその辺は調べてやっていこうと思うのでまた書こうと思います。

 

ちなみに以下のAPI調べるにあたって以下のサイトがとても参考になりました。

Steam APIについてまとめてみた Part1 - Aikの技術日記

ここにも書いてあるのですがSteamにはアプリに組み込んで使うSteam SDK経由で使えるSteam APIというのがあり、アプリにSteam関連機能(認証とかSteamの各種連携etc.)を組み込むことが出来ます。

Steamworks API Reference (Steamworks Documentation)

あと名前が似てるのですがSteam WEB APIというのがあって、こちらがWEB経由で使えるものになっています。Steam WEB APIの方は認証が必要なものと不要なものがあり、例えばアプリ固有のコアな情報やデータ書き換え系の機能は当然認証が必要で、例えばSteamにアップされている全アプリのリストを取得するとかは認証不要で使うことが出来ます。

Steamworks Web API Reference (Steamworks Documentation)

 

何よりすごいなーと思ったのはサポートがすごく手厚いというか早いところ。一応日本語と英語併記で問い合わせたんですが最初に「日本語のスタッフいないから英語で返事するねごめんね」って来てそのまま英語で上の説明が来て完了。ありがたいことです。

5年後も変わらない日々が続くとしたら

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「5年後も変わらない日々が続くとしたら、それは楽しいんですかね。」

10年前の上司の上司に、色んな巡り合わせがあってお会いしました。その人自身は9年前に別の会社に移られたのですが、ちょっと風変わりと言うとあれですがとても、すごい方です。本質的なことしか言わないけれど知的でアメリカンジョークも言えて、あと優しい。この10年の間にも何度かお会いする機会はあったものの、まさかまたこうやって一緒に仕事が出来るようになろうとは、何とも偶然なお話です。

上の言葉は昨日言われたことなんですが、久しぶりにすごく考え込んでしまった。この2年で立場が変わってだいぶ保守的になったと自分でも思っています。会社はとても安定したし、ある領域では良いポジションに居続けられるだろうし年間xx%くらいの成長は見込める、、みたいなことは言えるようになりました。業績を維持して安定させて人を増やして自分で無くても仕事が動く状態にして、、会社の運営としては及第点だと自分では思う。思うんだけど、心の底から楽しかったかと言えばそうではない、ということもわかっていて。楽しいことはちゃんとあるんですけどね。やったことないこともやれたし。国の中枢の人に意見出来るようになったり、業界自体を広げられている実感もあるし、メディアに出たり本に載ったり、自分の力で人や会社を動かせている実感は持てるようになってきた。

でもそれってどれだけのチャレンジ、だったんだろうかと思う。やる前からそのくらいは出来るだろうなって、思ってはいなかったか。多分思っていた。当然、出来ると思って何でもやるんだけど、勝ちがわかっている勝負をして果たして楽しいのか。その程度のことで本当に良かったのか、そう考えるとまだもっと出来たんじゃないかと今更ながら思ってしまう。

5年後も変わらない日々が続くとしたら。家庭については今も平和だし5年後も変わらず平和であって欲しいけど、仕事についてはどうだろう。もし本当に変わらない想像の範囲を超えないものばかりだとしたら、それは果たして生きていると言えるのだろうか。現在の延長線上にある想像できる世界に生きたいとはどうしても思えないよなぁ、、と。自分にとって無謀に思えるようなことへの挑戦をすることだけがそのための方法なんだろうなと思う。ようやく少し生き返ったような感覚が自分の中にある。それを忘れずにもっと望んでいこう、と思うのでありました。まる。

 

世のため人のために仕事をする

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

 

さて、ありがたいことに、異動を希望してくれる人が多くてこの1-2ヶ月は本当にたくさんの面接をさせて頂きました。未知の人にたくさん会えると言う意味で面接シーズンというのは本当に楽しい。

 

面接の中の話なんですが、色々これまでの仕事について聞くじゃ無いですか。でも別に過去の事実とか実績それ自体を知りたいわけではなくて。そのことから何をどう考え、次の仕事にどう対応していくことが出来るのかを知りたいし想像したくて色んな質問をするわけです。個人的に一番知りたいのはその人自身の仕事のモチベーションの源泉と、そして何のために仕事をしているのか。

 

仕事がうまくいく良いパターンの1つは、自分のモチベーションの方向(やりたいこと)と会社としてやって欲しいことが一致している、というものではないでしょうか。自分がやりたいことっていくらでも自発的にやれるし、好きだから色々考えるし工夫もするし自然に頑張る、すると結果的に良い成果も出るものです。それが仕事としてやって欲しいことならもう何も言うことは無い、という話です。出来るだけそうなるようにするのが良いマネジメントだと思ってますが、そうなるように自分と仕事をコントロール出来ている人は、周囲の環境によらず仕事が出来る気がします。

 

一方でうまくいかないパターンで典型的なのは、モチベーションも仕事の目的も「自分自身にしか向いていない」というパターンだと思っています。"しか"というのがとても大事で。究極的に人間と言うものは利己的であると僕は思っていますが、とはいえ自分のこと"しか"考えないと言うのはあまりに自己中心的だし周りも不幸にするし邪悪です。そりゃ利己的であっても仕事は自分のためにはなるのでしょうが、周りのためにもお客さんのためにも会社のためにもならない仕事なら誰も応援出来るはずもなくて、最終的には孤立してしまう。それならまだ漠然としてても「世界平和のために頑張ります」って言ってくれた方が100倍良いなと思うんですよね。

 

信頼できるとか、思いやりがあるとか、良い人だとか、前向きだとか。どう言ったって良いんですけど。周囲の人やお客さん、誰か自分以外のことを真剣に考えて仕事をする、生きるというのは社会における仕事人としてのモラルな気がします。自分で狩猟も農耕もせずにご飯を食べられているのはその社会のおかげなわけですし。ということを書いてると8年前に書いたブログの記事を思い出した。文脈は全然違うけど言ってることは今も間違ってない気がします。気付けば中学生の子どもも5歳の子どももいる今の自分ですが、やはりそういうことを教えたいなと思い日々接しています。

地球は元々、狩りも採集もせずに生きていける場所ではないと思う - まんとるぽっと

 

話が逸れました。面接を通して仕事に対する色んな考え方を見て、やはり世のため人のためというのが大事ですよねと思いました、という話!社会のためになることをしながらこれからも生きていきたいものだし、そういう人と一緒に仕事をしながら生きていきたいですね。まる。

リーダーの辞め時を考える

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長くやり続けると仕事でも何でも習熟度が上がって必然的に上手くできるようになります。大体のことはそうなんじゃないでしょうか。行きがかり上、何かのリーダーのようなものをやることが多いんですがそのやめ時をどうやって決めるか。というかどうやって実際にやめるのか。

 

目に見えない経験値というものがあります。仮にそれを、いろんな問題や出来事があったときにより良く対処出来る能力値、だとすると。時間を経れば経験が増えて知ってることが増えるので「当てはめ」がたやすくなります。経験値が貯まるということは対処出来るパターンがどんどん増えていくことで、知らないパターンが減っていき限りなく早くそして正しく「対処」できるようになるということでしょう。

 

一方で、その能力値の限界をゲームに置き換えるとレベルの上限のようなイメージなのですが。これって文字通り「経験値が増えない」、つまり対処出来るパターンが増えないあるいは対処すべきパターンが増えない、という状態が実際には当てはまるのかなと思います。この増えない、という状態は別に悪いことでも無くて。起きる出来事って割と類型化出来るものなので「あの時のこのパターンと近いなー」と思ったら多少調整すれば知ってるパターンで対処出来ることも多く。レベル上限になってても出来ることは十分あるということだしむしろそれでいいという考え方もあると思います。

 

ただし、レベル上限にはいろんな弊害がある。これは仕事でもゲームでもそうだと思いますが成長実感できないとどうしても飽きる。完全に同じことの繰り返しで変化がなくなると組織の前に自分自身がつらい。だから辞め時というものは必ずあるはずだし、意図して迎えるべきだと思うのですよね。自分がリーダーを続けるのであれば、組織を大きくしたり違った目的を設定し続け常に自分も組織も変わり続ける覚悟を持って取り組むべきだと思います。そうでなければそれが出来る誰かに引き継ぎ変化を起こし続けるべき。

 

このこと自体、一つの価値観だとは思います。組織でリーダー自身の経験値がほぼ上限になったことを知りつつその組織で生きることを良しとするのか、という。僕自身は経験値が上がらなくなったら、経験値が貯まる文字通り別の職業を探したいと思いますし、その方が組織にとっても残るメンバーにとっても良くなるだろうなと思います。変わり続けて少しずつでもレベルアップして生きていきたい、つまりレベル上げが好きというのが人生というゲームをプレイする上ではやはり根底にある思いなのかなと自分で思いました。まる。