日本100名城スタンプを押しつつ城巡り 〜丸岡城、金沢城、高岡城編〜

北陸城めぐり編の、続きの続きです!

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丸岡城

結局予定を修正して行きました丸岡城。何がつらいって移動がつらいのです。電車は通ってないからバスで行かないといけないんですが、なぜか朝9時発でお城まで行っちゃったら帰りのバスが12時半まで無いとかそんな感じ…いやさすがに3時間半も見るとこないでしょっていう。結局、使いたくなかった禁じ手のタクシー召喚して駅まで戻ったのでした(タクシー召喚電話がお茶屋においてありました)

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肝心の丸岡城はとてもよくて。「一筆啓上〜〜」で有名な本多重次のお城なのですが小さいながら天守も残ってて重要文化財らしいです。一度火災に合うまでは国宝だったとか…綺麗に残っていて天守の中からの景色もとてもよかったです。スタンプはお城下の茶屋に置いてありました。

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周りには公園があったり、一筆啓上館的なところがあったりと見るところは結構ありました。交通の便さえ良ければ、、と言う感じですね。ちなみに敦賀まで北陸新幹線が延伸してくるそうで福井駅やJR芦原温泉駅など大規模改修中でした。それに伴ってバスの便も変わればもっと行きやすくなるのかも。

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金沢城

15年ほど前に一度通り過ぎただけだった金沢にようやく戻ってまいりました。金沢なめていた、、超都会。滋賀、福井と比べて申し訳ないんですけど比較にならないくらい人が多いし駅前とか東京の繁華街と何も変わらない感じ。観光客も多い。

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そして金沢城もめちゃくちゃ広い。復元された三十間長屋とか二の丸とか、石川門とかとてもかっこいいです。石川門は特に重要文化財のようですが中にも入れて下を見下ろすことが出来ます。いわゆる枡形虎口というやつらしいですが敵が攻めてきたらこうやって囲んで撃つのかーーというのがよくわかって想像が膨らんでたのしい。

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ちなみにこれを書いてる時点で二の丸御殿の復元工事が始まるところ、、らしいのですが、そのうち復元されている部分がまた増えるとどんどん壮大になっていきますね。城全体は他にも大きな庭園があったり見るところはいくらでもある感じ。あと裏にある尾山神社(利家とまつが祀られているそうで)の作りもだいぶ独特でところどころ洋風になっていて面白かったです。

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スタンプは入り口の石川門近くの案内所においてありました。友達に教えてもらった駅前のお寿司屋さんでご飯を食べて、次は高岡へ。

 

高岡城

いよいよ富山県までやって参りました。高岡城が面白いのは堀の作りがだいぶ凝っていて、複雑かつとても広い。あとそれぞれの曲輪が馬出のようになっているのも特徴、のようです。中は結構広い公園で広場なんかもあり。ど真ん中には他から移設されたらしい射水神社という神社があります。

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スタンプは同じく城址内にある博物館に置いてありました。このお城は桜の名所らしいのでその季節に来るとまた綺麗でしょうね。

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帰りに日本三大大仏らしい(知らんかった…)高岡大仏を見学。一緒に回るにはいい位置ですね。奈良の大仏、鎌倉の大仏は有名ですが3つ目は諸説あるようで。ただ中にも入れましたし結構大きくて見応えがあります。高岡全体、時節柄もあるのですが観光地っぽさはあまり無く、ちょうどいいローカル感(というと失礼ですが…)のある商店街があったり路面電車が走っていたりと良い街です。

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高岡から新高岡まで向かう電車は1時間に1本しか無いので注意。ここから今回の最終目的地の上越市に向かいます。というわけで明日は最終日!

日本100名城スタンプを押しつつ城巡り 〜小谷城、一乗谷城、福井城編〜

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f:id:mantol:20210506194023j:imageでは前回の続きです!

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小谷城

朝から小谷城へ登りに。天気が良かったので下から山頂まで歩いてやろうかとも思いましたが、そもそも計画が狂い始めてるのでおとなしくシャトルバスで山の下から中腹まで移動。上でガイドさんに聞いたら中腹に来るまで歩いたら2時間とからしい…つらいつらすぎる。しかもその2時間特に見どころなしという、完全なるハイキング。

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シャトルバスの始発で行ったんですが現地ガイドさんも一緒に乗られていて、ガイドさんを追い越して一気に山頂近くまで一人で行くことに。中腹〜本丸までは看板も多いし屋敷跡とか結構残っているんですが、よくこんな高い山の中に作ったなという感じ。一部馬場跡のところの木が切り開かれてたんですが、どうやらNHKの大河ドラマのロケの時に伐採したらしいです。景色は山の上だけあってだいぶ綺麗でした。天気が良かったので琵琶湖まで見えた!

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本丸あたりの石垣が綺麗に残ってたり、大堀切があったり、脇道がいっぱいあったり山の上の城だなぁという感じです。ちなみに本丸の向こうの山王丸という砦?のようなとこまで行ったんですが本丸〜山王丸の道がだいぶ悪く険しい。足すべらせると普通に滑落しそうなところもあるので一人で来ない方がいいかもしれない…

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というわけでシャトルバス降りた中腹から奥の山王丸まで往復で1時間弱で行けたのでなんとか帰りのバスに間に合い、そのまま駅まで。いわゆる山城っぽい山城は初めてで楽しかった!

 

一乗谷城

続いては一乗谷城。福井駅から直行バスが出ていたので20分で到着。想像以上に広い・・・。城というか、朝倉氏の遺跡全体が「文化遺産」として登録されている関係で、全体が公園みたいになっているようです。昔の街並みが復原(復元ではないらしい)されていてちょっとしたテーマパークのような。

「復原」と「復元」とのちがい - 攻城団ブログ - お城や歴史のおもしろくてためになる記事がいっぱい!

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その昔、1万以上の人が住んだとか何とか…福井に移る前の事実上の首都機能がこの谷にあったと考えるとそれも不思議ではなく。まさに古都という感じで、朝倉氏の居館だけでなく色んな施設の遺跡が点在していました。街並みや屋敷の唐門があり、それを上から眺めるとすごく広さを感じられる珍しい城跡でした。子連れの観光客が他の場所に比べて多かったことからも、地元の人にも愛されてるんだろうなぁという感じがします。スタンプは復原街並みの受付に置いてありました。

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福井城

福井駅のすぐ近く。これはこれで面白いなと思ったのは、石垣はそのままに、中にそのまま県庁と県警本部があるという。。中心機能が城から県庁に変わっただけで合ってると言えば合ってるのでしょうが、あんまり見たことなかったかも。(江戸城に皇居があることを考えれば不思議ではないが)

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一番残ってるのは石垣そのもので、深い堀もそのままあるのでその点はとても綺麗。福井の地名の由来になったも言われる福の井という井戸や、復元された裏門(山里口御門)があったり。そこまで見るところは多く無いので、近くの神社などを回ってそのまま駅に戻る。駅すぐ近くにあるというのはとても便利です。ちなみに庁舎が休みだったので守衛さんのいる通用口にスタンプは置いてありました。

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というわけでこの日は前日の強行軍よりはだいぶマイルドな移動で、18000歩、2.5時間ウォーキングで済みました。芦原温泉に泊まって明日は金沢、富山、新潟と目指して最終目的地の春日山城まで移動予定です。

日本100名城スタンプを押しつつ城巡り 〜八幡山城、安土城、観音寺城編〜

 さて、7年ぶりの城巡りコーナーです。図らずも前回記事も同じくGWだったようで。

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今回の旅は先の記事の通り合計12個巡る予定。ただこれを書いている時点で既に1つ諦めつつありますが…忘れないうちに書いていきます。画像は追って。

 

八幡山城

朝から行く予定で近くのホテルに泊まりまして。徒歩で山まで行ったんですがバスで良かったかも。近江八幡駅からだと都合徒歩で30分くらい。山頂まで登るのにロープウェイがあるんですが始発が9時なのでそれに間に合うように行けばちょうどいい感じです。

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山頂上がったすぐにスタンプがあるのでそれを押しつつ、雨も降ってきたので山頂部を軽く回って写真撮ってちょうど30分くらいでした。天気が良ければもっと琵琶湖も綺麗に見えたんでしょうがそこは残念。ちなみに至るところに「LOVE」とか書いてあってやたらとカップルスポットとして推されていた。。オッサン一人なのでなんとも言えない気分になりますね。

八幡山城跡、山頂部は景色もいいし軽いハイキングコースで神社なども厳かで良いんですけどあまりお城っぽさは感じない場所でした。実は八幡山城周辺で良かったなーと思ったのはお城よりむしろ城下で、昔の街並みを残している部分が多々ありました。特に八幡堀の周辺は歩けるように整備もされていてとても綺麗。あとメンタームで有名な近江兄弟社の本社がこの辺で、そのゆかりの建物なんかも観光スポットとして良かったです。

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帰りはバス(20分に1本くらい来る)に乗って駅まで戻り、次は隣の安土駅へ。東京だと1駅くらい徒歩10分くらい歩こうかなとか思っちゃいますけど、普通に隣の駅まで30分以上歩く羽目になるので電車で…。

 

安土観光

駅前の観光案内所のお姉さんが色々教えてくれて助かりました。今ちょうど開催中の信長の野望コラボのクイズラリーキャンペーンのこととか、レンタサイクルでこういう順番に回るといいわよとか、あと沙沙貴神社の珍しい花が今ちょうど満開だから行った方がいいとか。結論、途中で雨に降られてつらい思いもしたのですがレンタサイクルが超良かったのでこれがオススメ。

クイズラリーの関係で順番を決めたんですが、まずは駅の南側にある安土城郭資料館。放映されてる動画は古いけど、ミニチュアの安土城がだいぶ作り込まれていておもしろかた。ミニチュア(と行っても2-3mある)の安土城が真ん中でぱかーって割れて中が丸見えになるんですけど、わかりやすいけどその発想はなかった。。大手門からの道がまっすぐになってるとか、完全に魅せる城としての作りになってるとか、なるほど独特の城だったんだなぁと今更ながら。あとで安土城跡にも行くんですがこの安土城の天守も復元されるようなことがいつの未来かあるのだろうか…(めっちゃお金かかりそう)あと売店の品揃えとしては、ここにしか無いものが結構あったので気に入ったら先に買っといた方がいいかもしれません。

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次は自転車でそのまま北上して考古学博物館と「信長の館」へ。ちなみに駅からは2km弱で、自転車で田んぼの横の道を爆走。ちなみに時節柄か全く他の人は見かけないしただ一人自転車で田んぼの間を走り抜ける…のは結構楽しい。博物館と信長の館は2館並んでるので両方見れる券を買って入場。地元の奈良にも考古学博物館はあったのでそれに近くてちょっと懐かしかった。あまり歴史歴史した場所というより、民俗資料とかが展示されていたり、ほんとに安土の考古学って感じ。もちろん戦国時代中心の出土品とかもあるのですがそうでないものもそれなりにありました。

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その裏手にある信長の館、こっちは博物館とは運営が違うんでしょうがだいぶ毛色が違って歴史好きにカスタマイズされた施設で。VR安土城とかの動画はだいぶ良く出来てたし、なるほど動画ならここまで再現(想像?)出来るよねという感じで見応えがありました。そして「信長の館」という名前の通り、VRではなく物理的に安土城の最上部を内装やサイズ全部再現したものが館の真ん中にあり。それを下から上から眺めることが出来ると言うのがここの一番の面白いポイントです。

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こうやって見ると安土城というかこの内装などは色んな宗教が混ざったような作りになってるんですよね。建物全体は教会っぽく真ん中に宝塔があったり、吹き抜けになっていて広い空間になっていたり。舞台があったり。宝塔そのものは仏教的なものだし安土城自体はすぐそばに真言宗のお寺があるし。最上部には中国の伝統的なものや、あとは孔子が描かれていたり。詳しいことは理解できてませんが、それでも信長の意思で作ったこの建物や感覚自体が数百年後の世の中から見て一つの「文化」になってるというのは、やはりスケールがでかいなと思わずにいられません。

さて、本当は時間があればこの裏手から登っていける観音寺城跡にも行きたかったんですが時間的に難しいので省略。ちなみに信長の館で安土城スタンプ、観音寺城スタンプはゲット出来るのでその点はok。信長の館から安土城跡も同じように自転車で地元の道を爆走して向かいます。

安土城、想像以上にきついハイキングコースなのでちょっと心して行った方がいいかもしれません。何がきついって物理的にそこそこ急な石段が続いて往復1時間くらいはかかるので軽い気持ちでは行けないかも…入り口で杖を配ってたの借りればよかった。なおここも当然曇ってるので景色はイマイチでしたが、上まで登ると湖が見えるのでなるほどここで更に天守が建っていればそこからの眺めは「信長の野望」のオープニングのイメージに確かになるんだろうなと思いました。天守のあった場所や有名な家臣の館跡、信長廟、お寺の三重塔など見るところは結構あるので余裕があればぜひ。

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そこから安土駅に戻り、オマケで教えてもらった沙沙貴神社に。ちょうどGWのこの時期は神社にある「なんじゃもんじゃの木」が満開でめちゃくちゃ綺麗に咲いてました。確かに見たことがない珍しい花で、ちょうど見れたのは良い経験です。

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また、開催中だった信長の野望コラボキャンペーンのクイズラリーは無事にクリアして景品を頂きました。景品は信長の野望新生のクリアファイル。完全に信長の野望ファン向けのイベントなんですがスポット的にはベストなんでしょうな。。どうせならこのキャンペーンに合わせて旅程組んでも良かったかもしれない!

https://recommend.jr-central.co.jp/zurashi-tabi/koeinazotoki/

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小谷城入り

このあと安土から彦根経由、小谷城に入ったわけですが激しい雨に降られてしまい。ちなみに無謀にも駅から小谷城跡(というか小谷山という山)めがけて歩いたんですが本当に何も無いというかあまり歩くことを想定されていない道なのでちょっとやめた方がいいかも。。バスが本当は出てるらしいのでそれか、まだタクシーの方が現実的。(特に途中見るものも無いので)

この日は小谷城資料館でスタンプだけ押して、宿泊はちょうど小谷城の近くなので山登りは明日にすることにしました。その結果、明日の旅程が3時間くらい押すので恐らく丸岡城には行けないかも。。

なお、朝の八幡山からこの小谷城まで通算ウォーキング時間は5時間、2万5000歩、徒歩距離22kmと相成りました。足めっちゃ痛いけど温泉も空いててめちゃくちゃ気持ちよい。ただ家族連れとか絶対無理だし、一人で来てほんとよかったなーと。個人的にはめちゃくちゃ楽しかったので大満足で初日を終えたいと思います。まる。

一週間の休暇を頂いたので一人で城巡りをして来ます

タイトルの通り。ふふ。1ヶ月間のワンオペ育児のご褒美、なのか何なのか分かりませんが結果的にこのGWは私は一人の時間を頂きました。これは世の中の子どもが小さいお父さん型に言うと結構羨ましがられる話ではないだろうか…

せっかく一人なんだから、家でボーッとしてるのはもったいないから絶対子どもがいたら出来ないことをやろう、と言うことで日本100名城巡りの続きをやることにしました。ちなみに前に巡ってたのは「日本100名城巡り」というスタンプラリーなんですが、どうやら2017年に「続日本100名城」と言うのが出来たようで。ゲーマーとしては無印版をクリアする前にナンバリングタイトルの続編が出てしまったような気持ちですが、ターゲットが増えること自体は単純に楽しいのでありがたい限り。

jokaku.jp

 

ルートはこんな感じで12城回る予定!日本全国どこでもよかったんですが数日で回れることと、往復の移動の効率を考えたのと、あとは子連れだと絶対行けないであろう新潟の春日山城に登ってやろうと思ったからこんな感じになってます。

 

■1日目

  • 近江八幡宿泊からスタート
  • 八幡山城に行く
  • 織田信長で有名な安土城、観音寺城に行く(観音寺城まで行けるか。。?)
  • 午後に浅井氏の居城小谷城まで行く
  • 小谷城周辺に宿泊

 

■2日目

  • 朝から移動して福井城まで行く
  • その後、朝倉氏の居城一乗谷城まで行く
  • 謎の複雑な乗り継ぎの上北の丸岡城まで行く
  • 近くの温泉地泊

 

■3日目

  • 朝から石川まで移動し金沢城へ
  • その後富山に移動し高岡城、富山城へ行く
  • そのまま新潟に入り宿泊

 

■4日目 最終日

  • 高田城を朝から見たのち、春日山城を目指す
  • 結構移動が大変そうなのと見るところありそうなのでほぼ1日過ごす予定
  • で、夕方には北陸新幹線で東京に戻る、、と言う感じ。 

 

書いて見たら移動ばっかりなんですが、そういう慌ただしい方が好きなんですよね。荷物持ってずっと歩くしまぁ疲れるので、一人の時しか出来ないなぁと。子どもが興味持つなら近くのお城見に行くくらいは一緒にやりたいところです。というわけで行ってまいります!

ワンオペ育児で3人の子どもと3カ月過ごしてみるの巻 #08

さて、4月が終わりましたので少し振り返っておきます。

この4月は期初で仕事の繁忙期も重なりだいぶ慌ただしかったです。ただこの1ヶ月の感想は「生きた」という感じ。ただひたすらに生き抜いた1ヶ月であった、、と思います。大変であると同時に本当に楽しかった。

 

もちろん、時間についてはタイムリミットが色んなところについてるし物理的にはどうしても「しないといけない」ことが増えてつらいのはつらかった。それでもどうやったら効率的に進むかを考え、時間単位で処理出来ることを増やせば時間の密度(充実度)は上がる。仕事も生活も密度を上げて、その中でどう会社も家庭も楽しく過ごせるかを考えるのはとても楽しかったです。忙しいはずなのにちゃんと「フェスティバル!」って言いながらメリハリを付けて遊んだりして、子どもたちも元気だしママがいないなりの解放感とセットで楽しかったという側面はあったんじゃないのかな。

そして何より、前に書いたように1日5時間とはいえずっと子どもと向き合う時間をこの1ヶ月間ずっと持てたことで、当然ながら前よりもよく子どもたちのことは見えるようになったし考えることも増えた。夜中に寝落ちしちゃって全然ゲームが進まなかったとしてもそれはそれは幸せなことです。

 

ふと思うんですが、こっちがどれだけ頑張って大変な思いをして日々を生きたとしても。中学生はまだしも3歳とか5歳の時の記憶なんてほんとに無いじゃないですか。だとしたらこれって子どもたちのためにやってあげてる、なんていうおこがましい話ではなく、親が親自身の幸せのためにやってることなんだって思った方がよほど正しいと言うか理にかなってる気がするんですよね。

10年後20年後自分自身はこのことをきっと覚えているし「あの時はこうだったんだよ」って大きくなった子たちに話して、その時に彼らが何て言うかはまだ想像できません。でも30年後だったら思いを共有できるかもしれない。だから今「生きる」ことは今の自分自身の幸せのためと、何十年後かの自分たちの共感のための糧になるのだと思います。

 

もちろん周りの支えや恵まれた環境、子どもたち自身にも感謝はしています。でもこれは強がりでもなんでもなく、今の環境はそんなにつらくはないんですよね。よく「一人で大変ですね」と言われると「そうですね」とは言いますが実際そうでもありません。むしろこの瞬間でいうと「だいぶ面白い」と言う感じ。自分にとっての「生きる」時間をもらったこと、子どもたちと過ごす時間が増えたこと、結果的に仕事の密度も上がって充実していること、そして生まれて来る4人目と何より奥さんに対して感謝の思いでいっぱいです。あと2ヶ月、この少し特別な?時間をより充実させていきたいと思います。まる。

ワンオペ育児で3人の子どもと3カ月過ごしてみるの巻 #07

さて、本日は4月24日ですので約3週間と少しが経過しました。生活自体は割と慣れてきてうまく回って来たなと言う感じです。月曜日に作ってもらうご飯の量もちょうどよく金曜日に無くなりました。

先週から土曜日は◯◯◯フェスティバルと称して、1週間頑張ったキッズが夕方から24時間に渡って好きに過ごして良いと言うゴールデンタイムになりました。今週はフェスティバル2ndです。何でも良いから名前付けると盛り上がるものです。やっぱり1週間ほんと頑張ってると思うんですよね子どもも。朝から保育園に出社ならぬ出園し、お友達と遊んで夕方に帰ってきてご飯食べてお風呂はいっておべんきょうしたら、自分で決めて自由に遊べる時間なんて実は1時間くらいしか毎日無いわけで。土曜日も習い事があって(ピアノ、学習会、プール。。)土曜の夕方まではずっと何か入ってる感じ。ただ、イヤイヤ行ってるならちょっと考えものですが、どれも楽しくやってるのでそこは忙しくともいいかなと。ピアノもちゃんと楽譜見て少し弾けるようになったし、プールもどんどん上達して20秒も潜れるようになった・・・成長。

ずっと頑張ってるんだから土曜の夜から日曜の昼くらいまで何したってええやん、と言うのはほんと思いますよね。先週はケンタッキーフライドチキンとコーラを帰りに買ってきて、お菓子と一緒にテーブルに並べて好きに食べて遊んで過ごすと言うParty time。何時までみんなでマイクラやってたか言えない…ただ、パパもみんなで遊ぶの超楽しい…(奥さんにバレたら絶対怒られそう)

 

で、気付いた大事なこと。平日って実は5時間くらいしか子どもと過ごす時間無いことに気付いて、まずいと言うか愕然としてしまいました。朝起きて送り終えるまで1〜1.5時間くらい。帰って来てから寝るまで大体3〜4時間くらい。あとは一緒に居ても寝てるわけですしざっくり5時間程度しか起きて過ごしては無いわけです。

仕事する時間って平日で8〜9時間くらいはしてると思うんですよね。子どもと過ごす時間の2倍やんっていう。仕事は仕事でもちろん好きだし、お金をもらってる以上それ以上の価値を返したいとも思う。でも何のために生きてるのかって考えたらやっぱり仕事で会社とかメンバーが成長することより、子どもの成長の方をちゃんと見届けたいしより強い思いがあります。

多分、こんなことを思えてること自体一人でずっと子どもを見て考える時間があるからですな。そういう意味でこの環境には本当に感謝してます。大変ですけど、、ぜひお子さんいらっしゃるご家庭は少しでもやってみることをオススメします。なお、festival 2ndのコンテンツはピザパーティと、日曜の朝からヨドバシカメラに行くという予定になっていることをお伝えして本日は終了となります。また来週。まる。

ワンオペ育児で3人の子どもと3カ月過ごしてみるの巻 #06

気付けばもう4月も半分終わり、約2週間が経ちました。だいぶこなれてきたなと思うと共に、今日は土曜の塾の準備全部忘れて先生にゴメンナサイするハメに…息子よスマヌ…ゴミ出ししてご飯炊いてカレーを温める、といういつもやらない順序でタスクをこなすといつものことが抜けてしまう父。やはり定常的なタスクはいつもの順番でやるべきだなと思いました。

さて、2週目に入るとだいぶ家事も板について来て、金曜夜には旧友とオンライン飲みするくらいには余裕がありました。ただ相変わらず平日はkidsと爆睡してしまうのでゲームの進捗が悪いのが気になっています(由々しき事態です)

そのオンライン飲みしたのはNという大学からの仲良い友達で、大学院の頃は一緒にルームシェアしてました。色々思考も近く趣味も合うんですが、決定的に違うのは安定志向か否かというところ。超安定した企業で安定の仕事をする彼に対して、自分は色々やりたいし一つのことを突き詰めるよりもまだやったことない経験をしたいと思う派で。ただ、実は今の会社にいるのも実は彼の偶然のおかげだったりする。大学院生当時、彼の研究室に送られてきた会社からの「うちの会社の面接受けませんか」というメールを見てなぜか僕が「それ俺代わりに行くわ」と行き、会いに行ったらトントン拍子に話が進んで彼ではなく僕が就職することになったという。

もう1つ不思議だったのは、彼はいまちょうど海外出張から帰って来て東京で2週間の隔離生活(!)を送っていて、約1ヶ月の独身生活を送っており。つまり彼の奥さんはワンオペ育児中。偶然なんですがいま僕と彼は「ちょうど真逆」の立場にいるということですね。

 

話してみて思ったのは、夫婦離れて一人でいるのはどっちにしろつらい、ということかもしれない。うちの子が奥さんと電話してるの見てても思うんですが、やっぱり物理的な距離は精神的な距離に直接影響するわけで。ずっと一緒にいるからパパのロイヤリティは上がるし必然的に懐きます。逆にあれだけ最初はママ、ママとと言ってたのに、ぶっちゃけ今はそんなに呼ばないし電話しても割とそっけない。昨日は「マイクラ見てるから後にして!」ってお前それはさすがに…(そっとyoutubeを消す)

Nも同じで、アメリカから電話したら最初でこそ珍しがってたけど今はあんまり、と。一人というのは楽というか、気楽。その反面、最近ずっと家に誰かいる生活だから忘れてたけどやっぱり寂しいもんなんだろうなーと今更思います。GWは1週間、kidsを奥さんのところに預けて僕は一人旅に出るのをとても楽しみにしてるわけですけど、やっぱり自分も寂しくなっちゃうのかもしれない。まる。