毎日毎日子どもと文字を書く日々

最近気付いたんですけど、何かを習慣的に続けることって自分は結構得意なんだろうなと思います。習慣、と言えば8年前の記事にこんなものがありました。

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ここにはやりたいと思うことを習慣化せよ、というようなことが書いてあるけどそれは確かにそうで。習慣化してしまうものもあるし、意図して習慣にしたものもあるのでしょう。続けることが得意というか苦ではないなと実感するのは、ingressとか結婚する前からやってるけど未だに続けてるし(もう7年くらいやってる)、最近やってるガンダムのゲームでも飽きずによくやるな…とか、あとは最近だと毎日の生活とか、割と何に対してでも思います。

毎日お風呂から出たら子ども達と20-30分くらいは勉強することにしてるんですけど。もうやり始めて1年くらいになるんだろうか。ドリルも数冊ずつ終わった気がする。上の子は来年から小学生だけど足し算やったり英語やったり、こないだは一年生の漢字が終わって今は九九をやってます。下の子は2つ下だけど最近はひらがなを1日1文字ずつ。あとはおべんきょうというか学習系のコンテンツがあって、それを1日1つみながら一緒にやるアクティビティを。パパは動画は一緒にみながら、子どもたちが文字を書いてる時は今はTOEICの勉強しています。

思い返してみると面倒だな、と思うことが僕自身はあまり無くて。やることになってるからむしろ今日もやりたい、という気持ちの方がどっちかというと強い。多分この一緒に勉強する時間もほぼサボらず週に5日(休日は無し)は子どもたちも一緒に勉強出来てると思います。

子ども達に関してはイヤイヤする時ももちろんあるんですが、続けてくうちに「そういうもんだ」とは多分思ってるように見えます。あとは成長実感を持てるように、自信が持てるように親が褒めてあげれば勝手にやるようになるのでは・・・という気がするんですよね。これは確信ですが、学ぶ、という習慣については人生の後ろの方にいくと多分身に付けるのが難しい。学ぶことの楽しさ面白さを何かしらの方法で自覚して、自走できるようにならないと嫌々やってても絶対にやりたくなくなる。だから、今のうちに新しいことを知るって楽しいよね、という感覚を持たせられるかどうかを我が家の教育(というとなんか違う気がするけど)の重要テーマにしよう、と思っています。

 

結果的に自分の幼少期を振り返ってみると。なぜか小さい頃からよく漢字の書き取りして遊んだり、日記書いたり、あとことわざ覚えたり・・・というおべんきょう的な遊びがすごく多かった気がする。双子の兄と結果的に切磋琢磨することになったのもよかったのでしょう。ひらがなも漢字もある程度書けて算数の基本が出来た状態で小学校に入ると、今でもよく覚えてるけどほぼ無双状態なわけです。そしたら「あ、自分は出来る方なんだ」って思えて自信が付くし、そしたら負けないようにもっと頑張るし、、という好循環だった記憶がある。今もおべんきょう、はだいぶ得意な方だと思うけどそれは30年前から変わらない習慣のおかげなんだろうな、と思うわけです。

自分で考えて学んで進んでいく力さえあれば、どうやったって幸せに生きていけると思う。だから子ども達には明るく楽しく前向きに、学び知るということを楽しめるように時間を使っていきたいなと思うのであります。まる。

 

哺乳瓶はサイダーの香り

さて、ワンオペ育児期間が終わって、下の子と奥さん帰ってきたらまたもっと忙しくなるだろうなと思ったらやはりその通りでした。なんだかんだでオペレーションが洗練されてくるとコストが下がる。大人のマンパワーが2人に増えたとて一番下の子は手がかかるし、奥さんも一定手がかかる(!)と言うかバランスを取り戻すためにもう少し時間がかかるのだろうなと思います(洗濯物の洗い方一つとっても指摘が入るのでつらい、、というレベルの話なので深刻なことではない。)

 

何年振りかに哺乳瓶を洗っていると、懐かしい香りがした。 

 我が家はこれを使ってるんですけども、なんか三ツ矢サイダーみたいな香りするんですよ。思いません?で、急に上の子達の哺乳瓶洗ってる頃、生まれた頃のことをまとめて思い出してとても懐かしい気持ちになりました。

 

考えてみると上の子達が小さかった頃って人数少ないのにもっと余裕無かった。単純に経験値の無さ、余裕の無さだったのかもしれない。経済的な余裕、、と言うのはあんまり変わんないと思うけど初めてのことも多かったからずっと気を張っていたような記憶はある。あと仕事自体の余裕もできてるからかな。家庭に使える時間は昔に比べてだいぶ増えたなと自分でも思う。いい時代になった、、と思うしそうなるように生きてこれたのは自分の努力の結果かなとも思う(えらそう)

 

香りってあまり気にしたことないんですけど。記憶が呼び起こされる重要なトリガーになってるんでしょうね。自分で書いたブログで好きなシリーズ読んでても、お線香の香りとか、実家の庭の匂いとか自分はすごく好き。人の匂いっていうのもそんなに意識して生きたことは無いけどきっと感じてるんだろうなぁ。同じ人の家は引っ越しても同じような匂いがするのは間違いの無いところ。

 

色んな記憶を集めて、ブログに書いて、何かのきっかけで思い出して、なんとなくほっこりして、自分で自分を確認して、また何かを考えて少しレベルアップしたような感覚を得る。子育てしてても楽しいのはこれと同じプロセスなんですよね。改めて考えてみて、自分の趣味の大きな部分はこのフレームなんだろうなと思うに至ったのでした。あと単純に色々集めて並べるのが好き、っていう。それについても自分について考察してみたいところです。まる。

 

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ワンオペ育児で3人の子どもと3カ月過ごしてみるの巻 #09

だいぶ間が空いてしまいました。気付けば明日奥さんと次男が帰ってくるので今日で3カ月のワンオペ育児タイムも終了です。この3か月どうだったのか…振り返ってみたいと思います。

 

全体的に

自分で点数付けるとしたら何点くらいだろうか。70点くらいかなぁ。まず大きな問題なくちゃんと乗り切れたこと、これに尽きる。何か大きな問題が起きるのだろうな、、と思っていたけどそうでもなく、大方予想通りに進んだなという感じです。仕事も珍しく忙しい時期だったにも関わらずこの状況だったのにこれは意外。家族みんな元気で?ちゃんとこの日を迎えられたことをまずは素直に喜んでおきたい。

 

よかったこと

子どもたちの成長を横で実感できたことですね。みんな日に日に成長していて、それを身近に感じられたのは本当に良い時間だった。奥さんが帰って来てもこれは続けるというか感じられるようにありたいと思う。

まず長男。僕への気遣いや優しさ、妹との付き合い方、保育園の過ごし方とかこれまで見えなかったものがすごく見えた気がします。色々考えて生きとるなぁ、、と思うし、あと日々日々出来ることが増えていく。気付けば一年生の漢字ドリルも半分くらい終わったし自分の名前も漢字で書けるようになってきた。僕自身が大げさなくらい喜ぶからか(本当に嬉しいんだけど)、前向きに勉強だったり色んなことに取り組んでるようにも見えます。理由がそれであっても 気の弱いところもあったけど色んなことに泣かずに取り組めるようになってきたし集中力も上がって、ピアノも15分くらいは集中して弾けるし勉強もできる。いい感じです。あとそろそろちゃんと本読んで欲しいなと思ってた矢先、マインクラフトの攻略本を真剣に読んでるのでこれはこれでいいのかもなと思います。

次に次女。一番不安定だったかもしれない・・・言うてもまだ3歳で、この期間に4歳になったばかり。好きなものもこの3カ月で変わって、元々はディズニープリンセスのアリエルが好きだったのに今はすみっこぐらしが好きらしい。「しろくま」というキャラのぬいぐるみをスイミングの帰りに買ったらえらく気に入ってずっと持ってる。気が強くていつもお兄ちゃんに意地悪してばっかりかと思いきや、ちゃんと女子っぽいところもあるようです。あとすごく拗ねたり怒ったり笑ったり喜んだり感情の起伏が激しくて奥さんにマジで似てるなと改めて思ううし(顔は自分に似てるんだけど)、長男との性格の違いを感じます。ママが帰ってくるまであと2週間を切った頃からは先が見えたからかだいぶ落ち着いて来ました。お兄ちゃんと一緒に勉強するようになったり、あとiPadでマイクラを一緒に出来るようになったのはすごい成長だなと思う。

最後に長女。中学生ですし難しい…という言い訳はさておき、一番扱いに困るのは事実。比較しちゃいかんのは頭ではわかってるんだけど、物理的にもっと頑張れるだろ!と思ってしまう。まぁ確かに、自分が学生の頃も確かに自堕落な生活は送って居たような気はする。果たして彼女はこの3カ月でどれだけ成長したのか、、ママが帰って来てからの家族会議で明らかになるはずなので乞うご期待。

そして自分自身について言うと、家事力がだいぶ上がりました。また自分一人で子ども達を全員見ることになっても全然何とかなると思う。リモートワークと保育園に感謝。ご飯作ってさえもらえたら他はやれるなという実感。仕事でも同じですけどやらないといけないことは全部ルーチン化してしまえばあとは無心でやるだけなので、いかに定型化して自分の中で思考せずにやるかというのが大事な気はします。逆に作業としてやっていればその間は色々考え事出来るので意外と時間はあるな、という感じ。多分その定型化自体が自分は割と得意で、だいぶ規則正しい生活したなと自分でも思います。なぜかピアノの練習もルーチンに組み込まれてしまいだいぶ練習してしまった…気付けばもうピアノ買って3年目ですが、教本の1ページ目のカノンは暗譜で弾けるようになった。今はG線上のアリアを練習中。

 

もっと頑張れたなと思うこと

これが残りの30点、とはいえもっと子どもたちのことを考えて彼らのためにしてあげられることは合っただろうな…という思いがあります。もっと遊びに連れてってあげたかったし、一緒に色んなことをすることが出来たはず。もちろんずっと一緒にいるんですけどね。例えばケータイを見ないとか、考え事をしないとか、よそ見をしないとか、そういう話です。

上で書いたように本当に毎日成長してるなと思うし今しかない瞬間というのがたくさんありました。例えば昨日は築地に会社の同僚とノンアルバーベキューに行って海老を焼いたんですけど、海老ばっかり食べてるの見るとこの子ら本当に海老好きなんやなと思ったし、でもBBQの海老の固さだとまだ噛み切れないんだなとか、海老買ったらオマケにくれた海老の折り紙をかわいいからってとりあえず分解してみるんや…とか(※元に戻せません)、あとよその人たちがいる前だとケンカしたりしないしワガママもあまり言わなくて、この子らなりに結構気を遣ってるんだな…とか。そんなことにもっと気付きたいしよりよくかかわっていくことはまだまだ出来たと思う。

 

おわりに

そして当たり前のことに気付く。やっぱ子どもってかわいいなぁと。文字通り宝物なわけで。彼らを見守り育てるという立場ではあるが、それ以上にこちらが得られているものの方が十分に大きいような気がしてくる。4人とも健康に、そして自分たち自身が幸せだと思える生き方で育っていって欲しい。そのための環境を作って応援することしか出来ないけどそれはそれでまたこちらも幸せなわけで。そういうことに改めて気付けただけでも自分にとってのワンオペ育児期間はとても意義がありました。またぜひやりたいものです。まる。(言うてたらそのうちその機会は来そう…)

日本100名城スタンプを押しつつ城巡り 〜高田城、春日山城編&旅のまとめ〜

北陸城めぐり編の最終回!

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高田城

あいにく今日は朝から雨がぱらついてますが朝から歩いて高田城まで。高田城は桜の季節の夜桜がすごくきれいらしいです。お城の桜が見えるスタバとして有名らしいスタバでコーヒーを買いました。スタバ飲むと一気に日常感が出てしまう…。

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お城にあるのは天守ではなく三重櫓と呼ばれるもののようで。厳密には両者には少し違いがあるようですがぱっと見は分からないものです。スタンプは櫓の一階に置いてありました。チケットは博物館とセットのがお得だよとガイドのおじいさんに3回言われたのでそれを買ってしもうた…(ただし博物館は結局行けずただの寄付に。)

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お城全体は公園のようになっていて、中央には中学校があったり、博物館が併設されていたり。全体として特徴的なのはやはり堀と壁だけで石垣が無いところですね。なので櫓から外を見ても心なしか低く感じます。石垣が無い理由は諸説あるようですがお城の印象としてはだいぶ特徴的でした。

午後春日山城に行くために重いリュックを背負っていけないので早めに退散。

 

春日山城

さて、今回の旅もいよいよ最後かつメインイベントの春日山城です。上杉謙信の居城として有名なこのお城ですが何より山城で、そして広い。。11時過ぎに春日山駅に着いて、駅に戻って来たのが15時半なので都合4時間半かかってますね。測ったら本丸まで観光しながら歩いて約1時間40分経過、降りて林泉寺見終わった頃で約3時間半経過、帰り道にものがたり館でスタンプ押したらスーパーでお土産探して約1時間という感じでした。

ルートですが当初は反時計回り(ものがたり館→林泉寺→お城→埋蔵文化センター)で回ろうと思っていたものの、案内所などで聞くとどうやら時計回りで行くのがスタンダードっぽかったので急遽時計周りに変更。まずは駅から埋蔵文化センターを目指します。ちなみに2㎞弱あったんですがこの道は歩かなくてよかった、、バス乗れるなら乗った方が良さそうです(ただの住宅街で何も無いので)

埋蔵文化センターの前に、上杉謙信のコスプレしたおじさまが「ゴザル口調」で案内してくれたでゴザル。こっち一人だしどういうリアクションすればよいかわからなかったでゴザル(おじさんも困ってた気がする)埋蔵文化センター自体は簡単な博物館のようで、春日山・春日山城に行く前に見ておいたら予備知識としてちょうどいい感じでした。

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ココから先、また写真貼る時に追記しますがざっというと

・上杉謙信銅像

・本丸、天守

・各屋敷

・春日山神社

・林泉寺

・春日神社

・ものがたり館

という感じでしょうか。広いし高いし雨降って来て足元悪いしでちょうどいいアドベンチャーです。本丸まで登るのも銅像の辺りからだと30分くらいなので割と現実的。景色は最高でした。晴れてたらもっと良かったなーとそこだけが残念。

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林泉寺は謙信が修行したお寺です。上杉謙信のお墓があるのもここですし、有名な肖像や書なども飾られています。お賽銭代わりにぜひどうぞ。

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春日神社、奈良出身としては「春日大社と似てるな」とか思ったわけですがどうやらほんとに春日大社から分霊されてこの春日神社というのが出来、その結果山の名前が春日山になったそうなのでまさかの「春日」は奈良の春日と同じルーツだったのです。偶然。

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最後のものがたり館、場所がだいぶ離れたところにあるんですよね。上で書いたように他のスポットは割かしつながっていてそれなりに行きやすいのですが。ものがたり館だけは方向逆だし、でも100名城スタンプ押さないといけないから行くんですけども。。館自体の展示はイマイチだったし色々政治的なものは感じてしまいます。

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ということでものがたり館を後にして、JR春日山駅まで戻ります。帰りも1時間に1本くらいしか電車無いので、新幹線の乗換なは出来れば早めに済ませましょう。上越妙高駅からは東京まで2時間弱。スタンプいっぱい押せたしいい旅でした。

 

全体を通して

さて、今回の3泊4日で11城をめぐる旅。月並みですが久しぶりの一人での観光だったのでとてもとてもいい経験になりました。全体を通して思ったことだけ書いておきます。

大体予定通りに進んだ

実際、事前に計画は乗る電車レベルで決めてはいたんですよね。大体その通りに進んだなという印象です。小谷城が翌朝に持ち越したり丸岡城も翌朝に持ち越したり、富山城は結局行けなかったり、というのはあるんですがそれでもこれだけ数めぐってほぼ行程通りになっていたのは良いヨミだったんじゃないかなと思います。

移動で全部歩く人はそもそもあんまりいない

あまり車が好きじゃないので自分でも乗らないしタクシーも乗りたくはない。。コロナ禍というのもあるのでしょうがそもそも歩いてる人があんまりいないんですよね(観光地にも街中にも人はいっぱいいるんですけど)歩くと疲れるから?

歩くのはそんなに疲れない

最近ダイエットしてよかったなーとほんと思いますね。この3泊4日の旅で歩いた距離をApple watchで調べるとこんな感じ。

・歩数 10.5万歩

・歩いた距離 73km

・上った階数 230階

結構歩きました。旅行中はいいかなと思って晩御飯もがっつり食べたものの体重は別に増えてないので結構使ったってことだと思います。そしてこれだけ歩いても筋肉痛になってないのでまだまだいけそうな気がする… 30代のうちに行けるとこ行っといたほうが良さそうです。

チャリ乗れるところは乗った方がいい

安土でレンタサイクル乗ったんですがやっぱりチャリの効率が半端なく良い。乗れる場所も限られますけど借りられるなら借りた方が。河毛駅から小谷城まで謎に雨の中30分以上歩きましたけど晴れてたら自転車借りた方が絶対良いと思います。

リュックの置き場所考えた方がいい

おっさん一人旅とは言え、着替えもあればPCもあれば充電器類やお土産なんやかんやで多分5kgくらいリュックの重さあったと思います。短時間ならいいですがこれ持って30分歩くのは結構きつい。城巡りって基本一か所を拠点にして回る構造にしづらいので(そんなに密集してないから)、どこに荷物置くかはしっかり考えて計画立てるべき。今回は駅のロッカーを2回使ったんですが福井駅に荷物置いて一乗谷城→福井城回ってから回収、また春日山城行くときはわざわざ帰りの新幹線に乗る上越妙高駅まで一度行って荷物預けてから春日山駅まで行く、、みたいにしました。

選べるなら天気良さそうな日を選ぶ

完全に何も考えてなかったんですが初日の滋賀と最後の上越で2回雨降りました。滋賀で買ったビニール傘を4日目の上越まで持ってきてしまった。。雨じゃなければ荷物も軽くなるし(晴れてたらスタンプ帳も濡れずに済んだ…)撮る写真ももっときれいだったと思います。

何はともあれ行くべき

やっぱこれですね。行けばそれだけで非日常だし一人しかいない休みがあるなら家でゴロゴロするより出掛けた方がいい、というだけなんですけど。色々見て考えることも出来たし、やはり旅行すると頭が完全に切り替わるので(仕事の事1ミリも思い出さんかった)、以前書いた違う人生を生きるという意味でももっと時間つくって行きたいなと思いました。スタンプこれでちょうど30個なのであと70個がんばります>< というわけでだらだら書いた2021GW一人旅で城めぐり編は以上で終了!おつかれさまでした。まる。

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日本100名城スタンプを押しつつ城巡り 〜丸岡城、金沢城、高岡城編〜

北陸城めぐり編の、続きの続きです!

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丸岡城

結局予定を修正して行きました丸岡城。何がつらいって移動がつらいのです。電車は通ってないからバスで行かないといけないんですが、なぜか朝9時発でお城まで行っちゃったら帰りのバスが12時半まで無いとかそんな感じ…いやさすがに3時間半も見るとこないでしょっていう。結局、使いたくなかった禁じ手のタクシー召喚して駅まで戻ったのでした(タクシー召喚電話がお茶屋においてありました)

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肝心の丸岡城はとてもよくて。「一筆啓上〜〜」で有名な本多重次のお城なのですが小さいながら天守も残ってて重要文化財らしいです。一度火災に合うまでは国宝だったとか…綺麗に残っていて天守の中からの景色もとてもよかったです。スタンプはお城下の茶屋に置いてありました。

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周りには公園があったり、一筆啓上館的なところがあったりと見るところは結構ありました。交通の便さえ良ければ、、と言う感じですね。ちなみに敦賀まで北陸新幹線が延伸してくるそうで福井駅やJR芦原温泉駅など大規模改修中でした。それに伴ってバスの便も変わればもっと行きやすくなるのかも。

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金沢城

15年ほど前に一度通り過ぎただけだった金沢にようやく戻ってまいりました。金沢なめていた、、超都会。滋賀、福井と比べて申し訳ないんですけど比較にならないくらい人が多いし駅前とか東京の繁華街と何も変わらない感じ。観光客も多い。

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そして金沢城もめちゃくちゃ広い。復元された三十間長屋とか二の丸とか、石川門とかとてもかっこいいです。石川門は特に重要文化財のようですが中にも入れて下を見下ろすことが出来ます。いわゆる枡形虎口というやつらしいですが敵が攻めてきたらこうやって囲んで撃つのかーーというのがよくわかって想像が膨らんでたのしい。

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ちなみにこれを書いてる時点で二の丸御殿の復元工事が始まるところ、、らしいのですが、そのうち復元されている部分がまた増えるとどんどん壮大になっていきますね。城全体は他にも大きな庭園があったり見るところはいくらでもある感じ。あと裏にある尾山神社(利家とまつが祀られているそうで)の作りもだいぶ独特でところどころ洋風になっていて面白かったです。

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スタンプは入り口の石川門近くの案内所においてありました。友達に教えてもらった駅前のお寿司屋さんでご飯を食べて、次は高岡へ。

 

高岡城

いよいよ富山県までやって参りました。高岡城が面白いのは堀の作りがだいぶ凝っていて、複雑かつとても広い。あとそれぞれの曲輪が馬出のようになっているのも特徴、のようです。中は結構広い公園で広場なんかもあり。ど真ん中には他から移設されたらしい射水神社という神社があります。

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スタンプは同じく城址内にある博物館に置いてありました。このお城は桜の名所らしいのでその季節に来るとまた綺麗でしょうね。

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帰りに日本三大大仏らしい(知らんかった…)高岡大仏を見学。一緒に回るにはいい位置ですね。奈良の大仏、鎌倉の大仏は有名ですが3つ目は諸説あるようで。ただ中にも入れましたし結構大きくて見応えがあります。高岡全体、時節柄もあるのですが観光地っぽさはあまり無く、ちょうどいいローカル感(というと失礼ですが…)のある商店街があったり路面電車が走っていたりと良い街です。

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高岡から新高岡まで向かう電車は1時間に1本しか無いので注意。ここから今回の最終目的地の上越市に向かいます。というわけで明日は最終日!

日本100名城スタンプを押しつつ城巡り 〜小谷城、一乗谷城、福井城編〜

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f:id:mantol:20210506194023j:imageでは前回の続きです!

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小谷城

朝から小谷城へ登りに。天気が良かったので下から山頂まで歩いてやろうかとも思いましたが、そもそも計画が狂い始めてるのでおとなしくシャトルバスで山の下から中腹まで移動。上でガイドさんに聞いたら中腹に来るまで歩いたら2時間とからしい…つらいつらすぎる。しかもその2時間特に見どころなしという、完全なるハイキング。

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シャトルバスの始発で行ったんですが現地ガイドさんも一緒に乗られていて、ガイドさんを追い越して一気に山頂近くまで一人で行くことに。中腹〜本丸までは看板も多いし屋敷跡とか結構残っているんですが、よくこんな高い山の中に作ったなという感じ。一部馬場跡のところの木が切り開かれてたんですが、どうやらNHKの大河ドラマのロケの時に伐採したらしいです。景色は山の上だけあってだいぶ綺麗でした。天気が良かったので琵琶湖まで見えた!

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本丸あたりの石垣が綺麗に残ってたり、大堀切があったり、脇道がいっぱいあったり山の上の城だなぁという感じです。ちなみに本丸の向こうの山王丸という砦?のようなとこまで行ったんですが本丸〜山王丸の道がだいぶ悪く険しい。足すべらせると普通に滑落しそうなところもあるので一人で来ない方がいいかもしれない…

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というわけでシャトルバス降りた中腹から奥の山王丸まで往復で1時間弱で行けたのでなんとか帰りのバスに間に合い、そのまま駅まで。いわゆる山城っぽい山城は初めてで楽しかった!

 

一乗谷城

続いては一乗谷城。福井駅から直行バスが出ていたので20分で到着。想像以上に広い・・・。城というか、朝倉氏の遺跡全体が「文化遺産」として登録されている関係で、全体が公園みたいになっているようです。昔の街並みが復原(復元ではないらしい)されていてちょっとしたテーマパークのような。

「復原」と「復元」とのちがい - 攻城団ブログ - お城や歴史のおもしろくてためになる記事がいっぱい!

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その昔、1万以上の人が住んだとか何とか…福井に移る前の事実上の首都機能がこの谷にあったと考えるとそれも不思議ではなく。まさに古都という感じで、朝倉氏の居館だけでなく色んな施設の遺跡が点在していました。街並みや屋敷の唐門があり、それを上から眺めるとすごく広さを感じられる珍しい城跡でした。子連れの観光客が他の場所に比べて多かったことからも、地元の人にも愛されてるんだろうなぁという感じがします。スタンプは復原街並みの受付に置いてありました。

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福井城

福井駅のすぐ近く。これはこれで面白いなと思ったのは、石垣はそのままに、中にそのまま県庁と県警本部があるという。。中心機能が城から県庁に変わっただけで合ってると言えば合ってるのでしょうが、あんまり見たことなかったかも。(江戸城に皇居があることを考えれば不思議ではないが)

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一番残ってるのは石垣そのもので、深い堀もそのままあるのでその点はとても綺麗。福井の地名の由来になったも言われる福の井という井戸や、復元された裏門(山里口御門)があったり。そこまで見るところは多く無いので、近くの神社などを回ってそのまま駅に戻る。駅すぐ近くにあるというのはとても便利です。ちなみに庁舎が休みだったので守衛さんのいる通用口にスタンプは置いてありました。

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というわけでこの日は前日の強行軍よりはだいぶマイルドな移動で、18000歩、2.5時間ウォーキングで済みました。芦原温泉に泊まって明日は金沢、富山、新潟と目指して最終目的地の春日山城まで移動予定です。

日本100名城スタンプを押しつつ城巡り 〜八幡山城、安土城、観音寺城編〜

 さて、7年ぶりの城巡りコーナーです。図らずも前回記事も同じくGWだったようで。

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今回の旅は先の記事の通り合計12個巡る予定。ただこれを書いている時点で既に1つ諦めつつありますが…忘れないうちに書いていきます。画像は追って。

 

八幡山城

朝から行く予定で近くのホテルに泊まりまして。徒歩で山まで行ったんですがバスで良かったかも。近江八幡駅からだと都合徒歩で30分くらい。山頂まで登るのにロープウェイがあるんですが始発が9時なのでそれに間に合うように行けばちょうどいい感じです。

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山頂上がったすぐにスタンプがあるのでそれを押しつつ、雨も降ってきたので山頂部を軽く回って写真撮ってちょうど30分くらいでした。天気が良ければもっと琵琶湖も綺麗に見えたんでしょうがそこは残念。ちなみに至るところに「LOVE」とか書いてあってやたらとカップルスポットとして推されていた。。オッサン一人なのでなんとも言えない気分になりますね。

八幡山城跡、山頂部は景色もいいし軽いハイキングコースで神社なども厳かで良いんですけどあまりお城っぽさは感じない場所でした。実は八幡山城周辺で良かったなーと思ったのはお城よりむしろ城下で、昔の街並みを残している部分が多々ありました。特に八幡堀の周辺は歩けるように整備もされていてとても綺麗。あとメンタームで有名な近江兄弟社の本社がこの辺で、そのゆかりの建物なんかも観光スポットとして良かったです。

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帰りはバス(20分に1本くらい来る)に乗って駅まで戻り、次は隣の安土駅へ。東京だと1駅くらい徒歩10分くらい歩こうかなとか思っちゃいますけど、普通に隣の駅まで30分以上歩く羽目になるので電車で…。

 

安土観光

駅前の観光案内所のお姉さんが色々教えてくれて助かりました。今ちょうど開催中の信長の野望コラボのクイズラリーキャンペーンのこととか、レンタサイクルでこういう順番に回るといいわよとか、あと沙沙貴神社の珍しい花が今ちょうど満開だから行った方がいいとか。結論、途中で雨に降られてつらい思いもしたのですがレンタサイクルが超良かったのでこれがオススメ。

クイズラリーの関係で順番を決めたんですが、まずは駅の南側にある安土城郭資料館。放映されてる動画は古いけど、ミニチュアの安土城がだいぶ作り込まれていておもしろかた。ミニチュア(と行っても2-3mある)の安土城が真ん中でぱかーって割れて中が丸見えになるんですけど、わかりやすいけどその発想はなかった。。大手門からの道がまっすぐになってるとか、完全に魅せる城としての作りになってるとか、なるほど独特の城だったんだなぁと今更ながら。あとで安土城跡にも行くんですがこの安土城の天守も復元されるようなことがいつの未来かあるのだろうか…(めっちゃお金かかりそう)あと売店の品揃えとしては、ここにしか無いものが結構あったので気に入ったら先に買っといた方がいいかもしれません。

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次は自転車でそのまま北上して考古学博物館と「信長の館」へ。ちなみに駅からは2km弱で、自転車で田んぼの横の道を爆走。ちなみに時節柄か全く他の人は見かけないしただ一人自転車で田んぼの間を走り抜ける…のは結構楽しい。博物館と信長の館は2館並んでるので両方見れる券を買って入場。地元の奈良にも考古学博物館はあったのでそれに近くてちょっと懐かしかった。あまり歴史歴史した場所というより、民俗資料とかが展示されていたり、ほんとに安土の考古学って感じ。もちろん戦国時代中心の出土品とかもあるのですがそうでないものもそれなりにありました。

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その裏手にある信長の館、こっちは博物館とは運営が違うんでしょうがだいぶ毛色が違って歴史好きにカスタマイズされた施設で。VR安土城とかの動画はだいぶ良く出来てたし、なるほど動画ならここまで再現(想像?)出来るよねという感じで見応えがありました。そして「信長の館」という名前の通り、VRではなく物理的に安土城の最上部を内装やサイズ全部再現したものが館の真ん中にあり。それを下から上から眺めることが出来ると言うのがここの一番の面白いポイントです。

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こうやって見ると安土城というかこの内装などは色んな宗教が混ざったような作りになってるんですよね。建物全体は教会っぽく真ん中に宝塔があったり、吹き抜けになっていて広い空間になっていたり。舞台があったり。宝塔そのものは仏教的なものだし安土城自体はすぐそばに真言宗のお寺があるし。最上部には中国の伝統的なものや、あとは孔子が描かれていたり。詳しいことは理解できてませんが、それでも信長の意思で作ったこの建物や感覚自体が数百年後の世の中から見て一つの「文化」になってるというのは、やはりスケールがでかいなと思わずにいられません。

さて、本当は時間があればこの裏手から登っていける観音寺城跡にも行きたかったんですが時間的に難しいので省略。ちなみに信長の館で安土城スタンプ、観音寺城スタンプはゲット出来るのでその点はok。信長の館から安土城跡も同じように自転車で地元の道を爆走して向かいます。

安土城、想像以上にきついハイキングコースなのでちょっと心して行った方がいいかもしれません。何がきついって物理的にそこそこ急な石段が続いて往復1時間くらいはかかるので軽い気持ちでは行けないかも…入り口で杖を配ってたの借りればよかった。なおここも当然曇ってるので景色はイマイチでしたが、上まで登ると湖が見えるのでなるほどここで更に天守が建っていればそこからの眺めは「信長の野望」のオープニングのイメージに確かになるんだろうなと思いました。天守のあった場所や有名な家臣の館跡、信長廟、お寺の三重塔など見るところは結構あるので余裕があればぜひ。

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そこから安土駅に戻り、オマケで教えてもらった沙沙貴神社に。ちょうどGWのこの時期は神社にある「なんじゃもんじゃの木」が満開でめちゃくちゃ綺麗に咲いてました。確かに見たことがない珍しい花で、ちょうど見れたのは良い経験です。

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また、開催中だった信長の野望コラボキャンペーンのクイズラリーは無事にクリアして景品を頂きました。景品は信長の野望新生のクリアファイル。完全に信長の野望ファン向けのイベントなんですがスポット的にはベストなんでしょうな。。どうせならこのキャンペーンに合わせて旅程組んでも良かったかもしれない!

https://recommend.jr-central.co.jp/zurashi-tabi/koeinazotoki/

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小谷城入り

このあと安土から彦根経由、小谷城に入ったわけですが激しい雨に降られてしまい。ちなみに無謀にも駅から小谷城跡(というか小谷山という山)めがけて歩いたんですが本当に何も無いというかあまり歩くことを想定されていない道なのでちょっとやめた方がいいかも。。バスが本当は出てるらしいのでそれか、まだタクシーの方が現実的。(特に途中見るものも無いので)

この日は小谷城資料館でスタンプだけ押して、宿泊はちょうど小谷城の近くなので山登りは明日にすることにしました。その結果、明日の旅程が3時間くらい押すので恐らく丸岡城には行けないかも。。

なお、朝の八幡山からこの小谷城まで通算ウォーキング時間は5時間、2万5000歩、徒歩距離22kmと相成りました。足めっちゃ痛いけど温泉も空いててめちゃくちゃ気持ちよい。ただ家族連れとか絶対無理だし、一人で来てほんとよかったなーと。個人的にはめちゃくちゃ楽しかったので大満足で初日を終えたいと思います。まる。