最終章と言ってしまった後の祭り(BLEACH 55巻 - 久保帯人)

久しぶりに漫画喫茶で漫画を読みまくっていたら、ブリーチが55巻まで出ていたのでまとめて読んでみた。

なんだかんだで中二展開おもしろいです(^q^)

ソウルソサエティ編以降は全部余談だと思いながらも結局全部読んでるんですが、ついに終章が来たって感じ。アランカル編のスペイン語に続いて今度はドイツ語で色々名前が出てきます。相変わらず中二が爆発してます。星十字騎士団(シュテルンリッター)て。。

とは言え今まで出て来たソウルソサエティやウェコムンドのキャラが全部出て来そうなのでお祭り的な感じになりそう。なんかNARUTOやワンピースも最終章に突入してるし、あと5年くらいしたら3つとも同時に終わりそうだなぁ。ジャンプの看板漫画(だと思ってます)が3つ同時に終わったら、それはそれで寂しくなりますね。とりあえずしばらくは続きそうなので盛り上がるのを期待してます。まる。

最終章の先

最終章、なかなか言えないものだなと思います。何かのタイトルに「最終章」とか「ファイナル」とか付けるのってそれなりに勇気がいると思うのですよね。だってそれ以上続けにくいから。なので「最終章」と名乗るからにはそれなりに終わらせる覚悟をしている、ってことなのでしょうか。

「終わりがあるから始まりがあるんだ」とかそんなのは詭弁なのであって、論理的には別に終わることは始まりのための必要条件ではないです。「終わり」って言うまで終わらないとするならば、そう言わない限りはずっと終わらず続けていてもよいはず。それでもあえて「最終章」と言ってしまうのは、最後の盛り上がりのための演出か、あるいは何か「終わりにしたい理由があるから」か、だろうか。

でも、終わりを終わりと言うのはとても大事。終わらないものに引きずられて時間を使い続けるのは誰だって悲しいもの。終わりなら終わりって言ってあげるのは、別に漫画でも小説でも、仕事でも、政治でも、観客にとっては大事なことだ。


まぁ、結局は「新」とか「真」とか「続」とか「リターンズ」とか「復活」とか付けて、最終章のあとも続いたりするんですけどね…。リボーン!

BLEACH 55 (ジャンプコミックス)

BLEACH 55 (ジャンプコミックス)