春だし、新入社員の気持ちで読んでみました。最近ブログも好調なライフネット生命副社長の岩瀬大輔氏の本です。最近のブログのエントリだと以下の辺りがすごく面白かったです。
本の中身はご想像の通り
本の評判は良いと思うので内容についてはあえて書くことも無いかなと思います。学生が社会人になるに当たっての心構えとか、具体的な行動、考え方についての先輩の言葉。社会人の最初の頃に読んで理解出来ればデキル社会人に近付けるかもしれません。ビジネスマンの仕事の方法論を学ぶためだけでもいい本じゃないかと思います。
意外と体育会系だった
ただちょっと意外だったのは、結構ノリが体育会系なところがあったり、考え方が古風(と言っていいのか?)だなと思えるところがあること。でもそれを嫌な感じではなくて受け入れられ易く書かれているところがさすがだなと思います。「宴会芸は死ぬ気でやれ」とか面白い話でした。
この本で言われていること自体は色んな場所で今までも書かれて来たようなことだとは思う。それでもなんか「やってみよう」と思わせる力があるのは、この人のキャラクターだったり言葉遣いだったりするのかも知れません。
岩瀬氏に感じる魅力
色々ネットで調べてみたものの、岩瀬氏への批判的な文章とかってほとんど見当たらないのですよね。これってほんとすごいなと思って。言うまでもなくすごく優秀な人で経歴も華々しい。批判をあまり受けないというのは、みんなその威光のようなものに圧倒されているの?と言うと、もちろんそうではないでしょう。
こんな言葉しか言えなくて恐縮なんですけど、すっごくいい人なんだろうなぁ、、って思うんですよね。あまりにも天才的で、出来過ぎている人だと思う。でも嫌味が無い。全く隙が無いのかというとそうでもない。
こういう人と一緒に仕事するときっと磨かれるだろうなぁと思うし、何よりすごく楽しいでしょうね。誰よりも優秀だけど感情が豊かで、世の中の人に対する思いやりがあって。そういう人柄こそが魅力なのだろうし、人を集めて会社を大きくする原動力になっているんでしょう。本の内容もあるけど、素敵な先輩と話した後のような気持ちになれる本でした。
なんか文章が岩瀬氏の信者っぽくなってしまった…。気持ち悪い感想ですすみません。でも、好きです。(うわぁ。) 前に一度だけ講演を聞いたことがあるんですが、その頃からやっぱりオーラがありました。こういう人が世の中を変えていくんだろうな。そうあってほしい。
- 作者: 岩瀬大輔
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/05/20
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