ついにやめたんですよ。パズドラ。最近1200万ダウンロードを達成したり、3DSでゲーム発売が決まったり、課金が多過ぎてgoogleのインフラがやばくなるくらい流行ってるパズドラさん。
お正月から始めて約3ヶ月、意外と全然飽きなくて。これはやばいなーと思いながら4月に入って「今月はパズドラ禁止！」と決めて起動もせず、もちろん課金もせず今に至ります。ランクは享年LV.125くらいでした。
やめてみて分かったこと
パズドラに限らず、ソーシャルゲーム、SNSも含めてスマホのアプリ全般に言えることだと思いますが、相当時間を使っているんですよね。細かい時間をコツコツと。
最近家計簿付けていても「消費と言うのは細かいものの積み重ねが一番でかい」と言うことを強く感じます。時間も同じで、ちょっとしたコンビニに行く時間、ちょっとネットする時間、そしてちょっとケータイ触ってゲームとかSNS見る時間は相当長い。体感だと、ひどいときは1日に累計で2, 3時間くらいやってた気がします。
やめた時間で何が出来ているか
- めっちゃニュース見る
- めっちゃ本読む
- めっちゃブログ書ける
- めっちゃプログラミングが捗る
みたいな感じ。最近ブログを連日更新したり毎日趣味のプログラム書く時間があります。恐らくああいうゲームやってるときって意識がそもそも集中してないんですね。「あーそろそろスタミナ回復したかなー」みたいなことをすぐに考えるから何やっても効率が悪い。いやそれほんと今やらなきゃいけない大事なことかよ、って思うんですけど、でも意識のだいぶ深いところから割り込んでくるんです。ソーシャルゲームと言うのはやはりすごい仕組みだ。
ソーシャルゲームをやめてみるススメ
言いたいのは結局、とりあえずやめてみて他のことやったらどうですかって話です。最後に一応僕なりに有効だと思う「やめ方」を書いておきます。ただパズドラでも他のソシャゲでもぶっちゃけ「呪い」ですから、なかなかこれを解くのは難しいです。でもやめた時間には他のやりたかったことがいっぱい入ってくるのできっと幸せになれますよ。
アカウント止める
僕はこれなんですけど、偶然色んな事情が重なって、アプリが起動出来なくなったんですよね物理的に。。以下の感じです。
- カードの引き落としが今月やけに多かった
- カード枠上限に引っかかった
- iTunesの決済が落とせなかったので、アカウント止まってアプリアップデート出来なくなった
- パズドラの新アップデートが入った（4月上旬）
- パズドラが起動出来なくなった…
- 最新版じゃないとアプリが起動出来ない、かつアップデート出来ないので詰んだ…
こうやって外部的な（？）要因で無理矢理止められたので、やめざるを得なかったと言うのが正しい。1日起動しないと、意外とあとは起動したくなくなるものです。
時間と回数をメモる
どんだけやってるかメモってみるといいです。自動で自分がどれだけどのアプリ使ってるかメモってくれるアプリとかあったらいいかもしれないですね。「今日はあなた1日で30回起動して、合計で２時間やってましたよ。」って可視化出来ればさすがに引くんじゃないでしょうか。
問答無用でアプリを消す
まぁ、他のゲームやったら意味ないんですけどね…これが出来るなら苦労しないと思います。1回、いや1日だけやめてみることが出来るのならきっとやめられるはず。
そしてソーシャルゲームの呪い
この記事の日付を見るとちょうど1年前くらいですね。この話について思うことはあまり変わらなくて、ソーシャルゲームはやっぱり未だに無為な気がしてしょうがないんです。何十時間もやってから言っても何も説得力ないですが。
パズドラはゲーム単体として本当によく出来ていて、言わばどこでもサクっと出来るポケモン＋ぷよぷよって感じ。どっちも中毒性高いです。そこに洗練されまくったゲーミフィケーション（たとえば毎日ログインすると良いことあるとか、レアガチャの仕組みとかね）が相まってゲームの魅力はとても高い。だからこういうのってもはや「呪い」だと思うんですよね。幸せな呪いです。でもいつかきっと後悔する呪い。
別にビジネスとしてソシャゲの会社が儲かること自体はいいと思うんですよね。でもそこに投じられている（無駄な…）時間の長さを考えると、ほんともうつらい。恐らく他のどんな趣味より、日本でいま一番合計時間が長いんじゃないのかなぁ、ソーシャルゲーム。24時間営業してる、誰でも入れるパチンコ屋みたいなもんですから。
みんながソーシャルゲームに費やした時間がもっと他のクリエイティブなことに使われていたとしたら、この国はもっと良い方向に変わっていけるんじゃないのか…とか思うけど、でも趣味なんてほとんど他の人から見るとただの自己満足でしかなくて。例えそれが広く認められて「伝統文化」みたいになって市民権を得たとしても、興味が無い人にとっては基本的には無価値（というか無関係）です。
だから、こういうどうでもいい遊びに興じる時間を増やすために人間は頑張って進化を遂げて来たとしたらこれは一つの幸せな結末なのかもしれません。それが呪いのようなものだったとしても。「やってる本人が納得してやってて、幸せならそれでいいじゃん！」と言われると、僕には返す言葉が無いですから。それでも相変わらず「ソーシャルゲームやだなぁ」と思ってしまうのは、自分が昔から好きだった「ゲーム」が穢されてる気がするからでしか無いでしょう。だから自分はゲーマーの中でも重力に魂を引かれたオールドタイプなのだと思います。まる。
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