ワンオペ育児で3人の子どもと3カ月過ごしてみるの巻 #08

さて、4月が終わりましたので少し振り返っておきます。

この4月は期初で仕事の繁忙期も重なりだいぶ慌ただしかったです。ただこの1ヶ月の感想は「生きた」という感じ。ただひたすらに生き抜いた1ヶ月であった、、と思います。大変であると同時に本当に楽しかった。

 

もちろん、時間についてはタイムリミットが色んなところについてるし物理的にはどうしても「しないといけない」ことが増えてつらいのはつらかった。それでもどうやったら効率的に進むかを考え、時間単位で処理出来ることを増やせば時間の密度(充実度)は上がる。仕事も生活も密度を上げて、その中でどう会社も家庭も楽しく過ごせるかを考えるのはとても楽しかったです。忙しいはずなのにちゃんと「フェスティバル!」って言いながらメリハリを付けて遊んだりして、子どもたちも元気だしママがいないなりの解放感とセットで楽しかったという側面はあったんじゃないのかな。

そして何より、前に書いたように1日5時間とはいえずっと子どもと向き合う時間をこの1ヶ月間ずっと持てたことで、当然ながら前よりもよく子どもたちのことは見えるようになったし考えることも増えた。夜中に寝落ちしちゃって全然ゲームが進まなかったとしてもそれはそれは幸せなことです。

 

ふと思うんですが、こっちがどれだけ頑張って大変な思いをして日々を生きたとしても。中学生はまだしも3歳とか5歳の時の記憶なんてほんとに無いじゃないですか。だとしたらこれって子どもたちのためにやってあげてる、なんていうおこがましい話ではなく、親が親自身の幸せのためにやってることなんだって思った方がよほど正しいと言うか理にかなってる気がするんですよね。

10年後20年後自分自身はこのことをきっと覚えているし「あの時はこうだったんだよ」って大きくなった子たちに話して、その時に彼らが何て言うかはまだ想像できません。でも30年後だったら思いを共有できるかもしれない。だから今「生きる」ことは今の自分自身の幸せのためと、何十年後かの自分たちの共感のための糧になるのだと思います。

 

もちろん周りの支えや恵まれた環境、子どもたち自身にも感謝はしています。でもこれは強がりでもなんでもなく、今の環境はそんなにつらくはないんですよね。よく「一人で大変ですね」と言われると「そうですね」とは言いますが実際そうでもありません。むしろこの瞬間でいうと「だいぶ面白い」と言う感じ。自分にとっての「生きる」時間をもらったこと、子どもたちと過ごす時間が増えたこと、結果的に仕事の密度も上がって充実していること、そして生まれて来る4人目と何より奥さんに対して感謝の思いでいっぱいです。あと2ヶ月、この少し特別な?時間をより充実させていきたいと思います。まる。