ワンオペ育児で3人の子どもと3カ月過ごしてみるの巻 #09

だいぶ間が空いてしまいました。気付けば明日奥さんと次男が帰ってくるので今日で3カ月のワンオペ育児タイムも終了です。この3か月どうだったのか…振り返ってみたいと思います。

 

全体的に

自分で点数付けるとしたら何点くらいだろうか。70点くらいかなぁ。まず大きな問題なくちゃんと乗り切れたこと、これに尽きる。何か大きな問題が起きるのだろうな、、と思っていたけどそうでもなく、大方予想通りに進んだなという感じです。仕事も珍しく忙しい時期だったにも関わらずこの状況だったのにこれは意外。家族みんな元気で?ちゃんとこの日を迎えられたことをまずは素直に喜んでおきたい。

 

よかったこと

子どもたちの成長を横で実感できたことですね。みんな日に日に成長していて、それを身近に感じられたのは本当に良い時間だった。奥さんが帰って来てもこれは続けるというか感じられるようにありたいと思う。

まず長男。僕への気遣いや優しさ、妹との付き合い方、保育園の過ごし方とかこれまで見えなかったものがすごく見えた気がします。色々考えて生きとるなぁ、、と思うし、あと日々日々出来ることが増えていく。気付けば一年生の漢字ドリルも半分くらい終わったし自分の名前も漢字で書けるようになってきた。僕自身が大げさなくらい喜ぶからか(本当に嬉しいんだけど)、前向きに勉強だったり色んなことに取り組んでるようにも見えます。理由がそれであっても 気の弱いところもあったけど色んなことに泣かずに取り組めるようになってきたし集中力も上がって、ピアノも15分くらいは集中して弾けるし勉強もできる。いい感じです。あとそろそろちゃんと本読んで欲しいなと思ってた矢先、マインクラフトの攻略本を真剣に読んでるのでこれはこれでいいのかもなと思います。

次に次女。一番不安定だったかもしれない・・・言うてもまだ3歳で、この期間に4歳になったばかり。好きなものもこの3カ月で変わって、元々はディズニープリンセスのアリエルが好きだったのに今はすみっこぐらしが好きらしい。「しろくま」というキャラのぬいぐるみをスイミングの帰りに買ったらえらく気に入ってずっと持ってる。気が強くていつもお兄ちゃんに意地悪してばっかりかと思いきや、ちゃんと女子っぽいところもあるようです。あとすごく拗ねたり怒ったり笑ったり喜んだり感情の起伏が激しくて奥さんにマジで似てるなと改めて思ううし(顔は自分に似てるんだけど)、長男との性格の違いを感じます。ママが帰ってくるまであと2週間を切った頃からは先が見えたからかだいぶ落ち着いて来ました。お兄ちゃんと一緒に勉強するようになったり、あとiPadでマイクラを一緒に出来るようになったのはすごい成長だなと思う。

最後に長女。中学生ですし難しい…という言い訳はさておき、一番扱いに困るのは事実。比較しちゃいかんのは頭ではわかってるんだけど、物理的にもっと頑張れるだろ!と思ってしまう。まぁ確かに、自分が学生の頃も確かに自堕落な生活は送って居たような気はする。果たして彼女はこの3カ月でどれだけ成長したのか、、ママが帰って来てからの家族会議で明らかになるはずなので乞うご期待。

そして自分自身について言うと、家事力がだいぶ上がりました。また自分一人で子ども達を全員見ることになっても全然何とかなると思う。リモートワークと保育園に感謝。ご飯作ってさえもらえたら他はやれるなという実感。仕事でも同じですけどやらないといけないことは全部ルーチン化してしまえばあとは無心でやるだけなので、いかに定型化して自分の中で思考せずにやるかというのが大事な気はします。逆に作業としてやっていればその間は色々考え事出来るので意外と時間はあるな、という感じ。多分その定型化自体が自分は割と得意で、だいぶ規則正しい生活したなと自分でも思います。なぜかピアノの練習もルーチンに組み込まれてしまいだいぶ練習してしまった…気付けばもうピアノ買って3年目ですが、教本の1ページ目のカノンは暗譜で弾けるようになった。今はG線上のアリアを練習中。

 

もっと頑張れたなと思うこと

これが残りの30点、とはいえもっと子どもたちのことを考えて彼らのためにしてあげられることは合っただろうな…という思いがあります。もっと遊びに連れてってあげたかったし、一緒に色んなことをすることが出来たはず。もちろんずっと一緒にいるんですけどね。例えばケータイを見ないとか、考え事をしないとか、よそ見をしないとか、そういう話です。

上で書いたように本当に毎日成長してるなと思うし今しかない瞬間というのがたくさんありました。例えば昨日は築地に会社の同僚とノンアルバーベキューに行って海老を焼いたんですけど、海老ばっかり食べてるの見るとこの子ら本当に海老好きなんやなと思ったし、でもBBQの海老の固さだとまだ噛み切れないんだなとか、海老買ったらオマケにくれた海老の折り紙をかわいいからってとりあえず分解してみるんや…とか(※元に戻せません)、あとよその人たちがいる前だとケンカしたりしないしワガママもあまり言わなくて、この子らなりに結構気を遣ってるんだな…とか。そんなことにもっと気付きたいしよりよくかかわっていくことはまだまだ出来たと思う。

 

おわりに

そして当たり前のことに気付く。やっぱ子どもってかわいいなぁと。文字通り宝物なわけで。彼らを見守り育てるという立場ではあるが、それ以上にこちらが得られているものの方が十分に大きいような気がしてくる。4人とも健康に、そして自分たち自身が幸せだと思える生き方で育っていって欲しい。そのための環境を作って応援することしか出来ないけどそれはそれでまたこちらも幸せなわけで。そういうことに改めて気付けただけでも自分にとってのワンオペ育児期間はとても意義がありました。またぜひやりたいものです。まる。(言うてたらそのうちその機会は来そう…)