AdobeがFLASHのモバイル版開発をやめるそうな。これでガラケーやiPhoneはもちろん、androidでもフラッシュが使えなくなるのね。。
モバイル版FLASHオワタ
まぁ、一般ユーザからするとそんなに困るかって言うと多分そこまで困らないと思うんですが。これからのブラウザはHTML5標準対応で、当たり前のようにHTML5のアニメーションが動くサイトが増えていくんだろうなぁ。
FLASHとHTML5の比較
HTMLのページって至る所に存在するので、HTMLの仕様拡張でアニメとかが実現出来るって言うのはやっぱ可能性を感じる。技術的な違いや思想は置いといて、Webサイト/サービスを作る観点で言うと
でいい気がした。初めてHTML5ちゃんと調べたけど、以下の3つ辺りはすごく使えそう
メッセージ
メッセージを使うと別なウィンドウやフレーム間においてメッセージを飛ばし合って通信することができます。これがGoogle Chromeのギャラリーサイトでボールがウィンドウ間を移動するデモなどで実際の動作を見ることができます。元々同じサーバ間であればAjaxを使って実現することもできなくもないのですが、同じコンピュータのウィンドウ間だけで通信できることと、異なるドメイン間でも通信ができるというのが特徴になります。
Web Workers
Web WorkersはJavaScriptを使ってバックグラウンド処理を実現するAPIです。現状、JavaScriptでの処理中はブラウザのロックが発生してしまうため、長時間の処理には向いていませんでした。Web Workersを使うことでマシンパワーを活用したパワフルなWebアプリケーションが実現できるようになります。なおWeb Workersで処理されているコード(ワーカー)は表示されているドキュメントやウィンドウオブジェクトにはアクセスできません。そのため文字列を渡して処理させるような、メッセージ処理的なものに向いているようです。
ストレージ/データベース
ストレージはKVS(キーバリューシステム)型の単純なデータストア、データベースはSQLも使えるデータベースシステムになっています。特に言及されている訳ではありませんが、SQLite3をバックエンドに利用しているケースが多いようです。SafariやFirefoxではSQLite3を利用しています。
使い方によっては、サイトでユーザにプログラムをバラまいて、ユーザのブラウザをサーバっぽく使えるのか。今度もうちょっと調べよう。。