では前回の続きです!
小谷城
朝から小谷城へ登りに。天気が良かったので下から山頂まで歩いてやろうかとも思いましたが、そもそも計画が狂い始めてるのでおとなしくシャトルバスで山の下から中腹まで移動。上でガイドさんに聞いたら中腹に来るまで歩いたら2時間とからしい…つらいつらすぎる。しかもその2時間特に見どころなしという、完全なるハイキング。
シャトルバスの始発で行ったんですが現地ガイドさんも一緒に乗られていて、ガイドさんを追い越して一気に山頂近くまで一人で行くことに。中腹〜本丸までは看板も多いし屋敷跡とか結構残っているんですが、よくこんな高い山の中に作ったなという感じ。一部馬場跡のところの木が切り開かれてたんですが、どうやらNHKの大河ドラマのロケの時に伐採したらしいです。景色は山の上だけあってだいぶ綺麗でした。天気が良かったので琵琶湖まで見えた!
本丸あたりの石垣が綺麗に残ってたり、大堀切があったり、脇道がいっぱいあったり山の上の城だなぁという感じです。ちなみに本丸の向こうの山王丸という砦?のようなとこまで行ったんですが本丸〜山王丸の道がだいぶ悪く険しい。足すべらせると普通に滑落しそうなところもあるので一人で来ない方がいいかもしれない…
というわけでシャトルバス降りた中腹から奥の山王丸まで往復で1時間弱で行けたのでなんとか帰りのバスに間に合い、そのまま駅まで。いわゆる山城っぽい山城は初めてで楽しかった!
一乗谷城
続いては一乗谷城。福井駅から直行バスが出ていたので20分で到着。想像以上に広い・・・。城というか、朝倉氏の遺跡全体が「文化遺産」として登録されている関係で、全体が公園みたいになっているようです。昔の街並みが復原(復元ではないらしい)されていてちょっとしたテーマパークのような。
「復原」と「復元」とのちがい - 攻城団ブログ - お城や歴史のおもしろくてためになる記事がいっぱい!
その昔、1万以上の人が住んだとか何とか…福井に移る前の事実上の首都機能がこの谷にあったと考えるとそれも不思議ではなく。まさに古都という感じで、朝倉氏の居館だけでなく色んな施設の遺跡が点在していました。街並みや屋敷の唐門があり、それを上から眺めるとすごく広さを感じられる珍しい城跡でした。子連れの観光客が他の場所に比べて多かったことからも、地元の人にも愛されてるんだろうなぁという感じがします。スタンプは復原街並みの受付に置いてありました。
福井城
福井駅のすぐ近く。これはこれで面白いなと思ったのは、石垣はそのままに、中にそのまま県庁と県警本部があるという。。中心機能が城から県庁に変わっただけで合ってると言えば合ってるのでしょうが、あんまり見たことなかったかも。(江戸城に皇居があることを考えれば不思議ではないが)
一番残ってるのは石垣そのもので、深い堀もそのままあるのでその点はとても綺麗。福井の地名の由来になったも言われる福の井という井戸や、復元された裏門(山里口御門)があったり。そこまで見るところは多く無いので、近くの神社などを回ってそのまま駅に戻る。駅すぐ近くにあるというのはとても便利です。ちなみに庁舎が休みだったので守衛さんのいる通用口にスタンプは置いてありました。
というわけでこの日は前日の強行軍よりはだいぶマイルドな移動で、18000歩、2.5時間ウォーキングで済みました。芦原温泉に泊まって明日は金沢、富山、新潟と目指して最終目的地の春日山城まで移動予定です。