日本100名城スタンプを押しつつ城巡り 〜八幡山城、安土城、観音寺城編〜

 さて、7年ぶりの城巡りコーナーです。図らずも前回記事も同じくGWだったようで。

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今回の旅は先の記事の通り合計12個巡る予定。ただこれを書いている時点で既に1つ諦めつつありますが…忘れないうちに書いていきます。画像は追って。

 

八幡山城

朝から行く予定で近くのホテルに泊まりまして。徒歩で山まで行ったんですがバスで良かったかも。近江八幡駅からだと都合徒歩で30分くらい。山頂まで登るのにロープウェイがあるんですが始発が9時なのでそれに間に合うように行けばちょうどいい感じです。

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山頂上がったすぐにスタンプがあるのでそれを押しつつ、雨も降ってきたので山頂部を軽く回って写真撮ってちょうど30分くらいでした。天気が良ければもっと琵琶湖も綺麗に見えたんでしょうがそこは残念。ちなみに至るところに「LOVE」とか書いてあってやたらとカップルスポットとして推されていた。。オッサン一人なのでなんとも言えない気分になりますね。

八幡山城跡、山頂部は景色もいいし軽いハイキングコースで神社なども厳かで良いんですけどあまりお城っぽさは感じない場所でした。実は八幡山城周辺で良かったなーと思ったのはお城よりむしろ城下で、昔の街並みを残している部分が多々ありました。特に八幡堀の周辺は歩けるように整備もされていてとても綺麗。あとメンタームで有名な近江兄弟社の本社がこの辺で、そのゆかりの建物なんかも観光スポットとして良かったです。

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帰りはバス(20分に1本くらい来る)に乗って駅まで戻り、次は隣の安土駅へ。東京だと1駅くらい徒歩10分くらい歩こうかなとか思っちゃいますけど、普通に隣の駅まで30分以上歩く羽目になるので電車で…。

 

安土観光

駅前の観光案内所のお姉さんが色々教えてくれて助かりました。今ちょうど開催中の信長の野望コラボのクイズラリーキャンペーンのこととか、レンタサイクルでこういう順番に回るといいわよとか、あと沙沙貴神社の珍しい花が今ちょうど満開だから行った方がいいとか。結論、途中で雨に降られてつらい思いもしたのですがレンタサイクルが超良かったのでこれがオススメ。

クイズラリーの関係で順番を決めたんですが、まずは駅の南側にある安土城郭資料館。放映されてる動画は古いけど、ミニチュアの安土城がだいぶ作り込まれていておもしろかた。ミニチュア(と行っても2-3mある)の安土城が真ん中でぱかーって割れて中が丸見えになるんですけど、わかりやすいけどその発想はなかった。。大手門からの道がまっすぐになってるとか、完全に魅せる城としての作りになってるとか、なるほど独特の城だったんだなぁと今更ながら。あとで安土城跡にも行くんですがこの安土城の天守も復元されるようなことがいつの未来かあるのだろうか…(めっちゃお金かかりそう)あと売店の品揃えとしては、ここにしか無いものが結構あったので気に入ったら先に買っといた方がいいかもしれません。

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次は自転車でそのまま北上して考古学博物館と「信長の館」へ。ちなみに駅からは2km弱で、自転車で田んぼの横の道を爆走。ちなみに時節柄か全く他の人は見かけないしただ一人自転車で田んぼの間を走り抜ける…のは結構楽しい。博物館と信長の館は2館並んでるので両方見れる券を買って入場。地元の奈良にも考古学博物館はあったのでそれに近くてちょっと懐かしかった。あまり歴史歴史した場所というより、民俗資料とかが展示されていたり、ほんとに安土の考古学って感じ。もちろん戦国時代中心の出土品とかもあるのですがそうでないものもそれなりにありました。

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その裏手にある信長の館、こっちは博物館とは運営が違うんでしょうがだいぶ毛色が違って歴史好きにカスタマイズされた施設で。VR安土城とかの動画はだいぶ良く出来てたし、なるほど動画ならここまで再現(想像?)出来るよねという感じで見応えがありました。そして「信長の館」という名前の通り、VRではなく物理的に安土城の最上部を内装やサイズ全部再現したものが館の真ん中にあり。それを下から上から眺めることが出来ると言うのがここの一番の面白いポイントです。

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こうやって見ると安土城というかこの内装などは色んな宗教が混ざったような作りになってるんですよね。建物全体は教会っぽく真ん中に宝塔があったり、吹き抜けになっていて広い空間になっていたり。舞台があったり。宝塔そのものは仏教的なものだし安土城自体はすぐそばに真言宗のお寺があるし。最上部には中国の伝統的なものや、あとは孔子が描かれていたり。詳しいことは理解できてませんが、それでも信長の意思で作ったこの建物や感覚自体が数百年後の世の中から見て一つの「文化」になってるというのは、やはりスケールがでかいなと思わずにいられません。

さて、本当は時間があればこの裏手から登っていける観音寺城跡にも行きたかったんですが時間的に難しいので省略。ちなみに信長の館で安土城スタンプ、観音寺城スタンプはゲット出来るのでその点はok。信長の館から安土城跡も同じように自転車で地元の道を爆走して向かいます。

安土城、想像以上にきついハイキングコースなのでちょっと心して行った方がいいかもしれません。何がきついって物理的にそこそこ急な石段が続いて往復1時間くらいはかかるので軽い気持ちでは行けないかも…入り口で杖を配ってたの借りればよかった。なおここも当然曇ってるので景色はイマイチでしたが、上まで登ると湖が見えるのでなるほどここで更に天守が建っていればそこからの眺めは「信長の野望」のオープニングのイメージに確かになるんだろうなと思いました。天守のあった場所や有名な家臣の館跡、信長廟、お寺の三重塔など見るところは結構あるので余裕があればぜひ。

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そこから安土駅に戻り、オマケで教えてもらった沙沙貴神社に。ちょうどGWのこの時期は神社にある「なんじゃもんじゃの木」が満開でめちゃくちゃ綺麗に咲いてました。確かに見たことがない珍しい花で、ちょうど見れたのは良い経験です。

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また、開催中だった信長の野望コラボキャンペーンのクイズラリーは無事にクリアして景品を頂きました。景品は信長の野望新生のクリアファイル。完全に信長の野望ファン向けのイベントなんですがスポット的にはベストなんでしょうな。。どうせならこのキャンペーンに合わせて旅程組んでも良かったかもしれない!

https://recommend.jr-central.co.jp/zurashi-tabi/koeinazotoki/

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小谷城入り

このあと安土から彦根経由、小谷城に入ったわけですが激しい雨に降られてしまい。ちなみに無謀にも駅から小谷城跡(というか小谷山という山)めがけて歩いたんですが本当に何も無いというかあまり歩くことを想定されていない道なのでちょっとやめた方がいいかも。。バスが本当は出てるらしいのでそれか、まだタクシーの方が現実的。(特に途中見るものも無いので)

この日は小谷城資料館でスタンプだけ押して、宿泊はちょうど小谷城の近くなので山登りは明日にすることにしました。その結果、明日の旅程が3時間くらい押すので恐らく丸岡城には行けないかも。。

なお、朝の八幡山からこの小谷城まで通算ウォーキング時間は5時間、2万5000歩、徒歩距離22kmと相成りました。足めっちゃ痛いけど温泉も空いててめちゃくちゃ気持ちよい。ただ家族連れとか絶対無理だし、一人で来てほんとよかったなーと。個人的にはめちゃくちゃ楽しかったので大満足で初日を終えたいと思います。まる。