みんなコミュニティの中で生きている

最近びっくりしたことがありました。会社のイベントで会社の新メンバーと話す機会があったんですが、彼がこのブログを読んでいたということ…!しかも過去の記事も。。はずかしい! でも全然嫌とかじゃなく、むしろありがたいというか。ブログ読んでうちの会社のこと悪く思わなかった、とのことなので少しは会社の役に立ったのかもしれません。

 

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会社のイベント、研修的なものをオフィスから離れたところでやったのですが。いわゆる非日常的な空間で、仕事を離れてやるやつでした。飲み会もあったり色んな催しがあって楽しかったです。その中で気付いたのが、自分が知らないうちに色んなコミュニティが社内に出来てるんだなーっていうこと。

ガンダムが好きとか、ゲームが好きとか、コーヒーが好きとか。(これは全部僕ですが。)まぁなんだっていいんですけど。この日もそれぞれ、飲み会に参加したり(飲み会も会場が何個もあったり)、電車乗って旅する人もいれば、スキーに行くメンバーもいるし、買い物や観光に行くチームもあったりする。誰かに言われることもなく自然発生的に、仕事でも趣味でも共通の何かがあれば何でもよくて、何かあれば人は集まってそれがコミュニティ(共同体)になってゆく。コミュニティへの参加は当然重層的なもので、誰しも複数の何かに自然に属しています。家族の輪、友達の輪、地域の輪、同じ職場の同じチームの輪…いっぱいありますね。

何かに属していることで帰属意識が生まれ、仲間意識が生まれ、良い意味でも悪い意味でもしがらみ的なものが生まれていく。逆に何にも属していないと何も失わない代わりに何も生まれなかったりする。会社をやっていて、どうやったら長く居続けられる会社になるんだろう、ということをよく考えます。最近の一つの答えは、彼ら/彼女らが会社の中で何かしらのコミュニティに参加していて、そこでの共通の何かを持てていれば、結構大丈夫な確率上がるのかなって思うわけです。

しがらみ、というととてもネガティブだけど、そこにいる誰かのためや会社のためお客さんのため、コミュニティに属することで何か自分にとっての楔というか、何か居続ける理由がそこに生まれるなら、それはもうありがたいことです。縛り付けるつもりは全くないけど勢いだけで辞めずに済むなら、それはお互いにとって良いことな気がするんですよね。なので新しく会社に入って来てくれる人たちにとって居心地が悪くない場所は作っていきたいと思います。それはきっとお互いのためなので。