英語で少し笑いを取れるようになってきた日本人エンジニアの話 ES#021

実はまたUSに出張に来ています。アメリカのことをUSとか言うとそれっぽいかなぁ…とか思いながら書いてます。スタバでコーヒー飲みながら現地でブログ書くとか一度やってみたかったのでこうやって書いてるんですけど、聞こえてくる言葉が英語ばっかりだったり、なぜかずっとハンバーガーの香りがしてたり、既に周りの人はみんな半袖だったり(そんな中僕はなぜかダウンジャケットを持って来ているわけですが…)、ああ、なんかアメリカ感あるなぁ…と。

今回は5日連続ミーティングと言う中々ハードな感じだったんですが、それも今日で終わりです。出張の目的は無事に果たせて良い成果を持って帰れそうです。と言うわけでここ半年の英語の成果も振り返ります。この半年間、30回以上通った英会話と3回の海外出張、毎週のようにある英語電話会議でどう変わったのか。

Getting better!

ミーティングの内容もさることながら、一番収穫だったのは向こうの人に「really getting better」(←僕の英語について)って言われたことだったりします。そしてずっと呪文のように毎回englishタグの記事に書いてたこれ。

英語が苦手な日本人エンジニアが少しずつ英語を学んでやがて海外の技術者に対して英語で笑いが取れるようになるまでの軌跡(の予定)。

実はもうほとんど達成された気がするんですよね。だって話してて普通に楽しかったですし。同じような技術の世界に生きてる人たちですから、笑いのツボはそんなにずれているわけではなかったのです。ただ思ってたことをうまく言えなかっただけで。一緒に笑えるようになるのに必要だったのは少しの話す技術と、あとちょっとの勇気だけだったんだなぁと半年経った今は思います。

話さざるを得ない環境が一番役に立つ

今回途中で、向こうのエンジニアの人と二人(or三人)っきりで過ごす場面が何度かありました。初日のミーティングで新たに議題に上った内容を検討したり、向こうの社内を見学させてもらって説明を受けたり。先方がゆっくり簡単に喋ってくれてると言うのはもちろんあるものの、理解するしか無い状態に置かれれば集中するし、聞こえます。覚悟が集中力を生むというかなんというか。

そして苦手なはずのディナーが

何回も書いてるんですけど、ディナーとかランチとかそういう場が一番苦手です。いや、でした。でも今回初めて楽しいと思えたんですよね。新しく買う予定の車の話とか、アメリカでの牛の育て方とか、それなりのスピードで話してもらえれば八割方内容が分かるようになった。

思えば1年半前はほんと全然話せなかったしそもそも自信が無かったので、話す内容を全部紙に書いてひたすら読むだけだったりして。今はそんなのいらないし、資料すらなくても議論は出来る気がしてます。それが出来るようになったことが、もしかすると一番大きな、このプロジェクトの成果かもねHAHAHAみたいなことを英語で話してると、時間の流れを感じます。

それが成長する機会だった

前回のエントリに「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」と言う話を書きました。今回の英語の件は、自分にとってはまさにそうだったのですね。仕事を機会と捉えられた、自分にとってとても良い時間だったと思います。なかなか幸せ者でした。


「まんとるぽっと英会話日記シリーズ」が最終回のような書き方になってますが、まだしばらく続きます。次の目標はなんだろう、仕事でも遊びでも現地で一人で楽しく過ごせることかなぁ。がんばります。まる。