今年から確定申告をしなきゃいけなくなってしまったので、せっかくなので調べてみました。未婚のサラリーマン(僕がそうなので)に絞って考えた時に何が出来るんだっけ、を簡単にまとめておきます。
サラリーマンの節税方法
参考図書は以下の本。あとはネットで調べてみたものです。素人が調べたものなのでちゃんとしたことはプロに聞いて下さい。本自体のメインはどちらかと言うと個人事業主の節税方法を中心に書かれている気がします。
税務署員だけのヒミツの節税術 - あらゆる領収書は経費で落とせる【確定申告編】 (中公新書ラクレ)
- 作者: 大村大次郎
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未婚のサラリーマンで出来ることは大きく分けて三通り
節税出来るとすると大きく分けて以下の三通りくらいで、結論から言うとあんまり出来ることは多くないようです…
- 条件に当てはまる家族がいること
- 個人事業主として登録出来ること
- それ以外のいろいろ
条件に当てはまる家族がいること
以下に当てはまるような家族がいれば、出来ることはありそうです。未婚なので配偶者控除や子どもの控除や手当が受けられない分、独身のサラリーマンは税金取られ放題と言う感じがします。。悲しい。
- 扶養出来る家族
- 障害者控除
- 勤労学生控除
結婚していれば夫婦で調整したり、家を買ったりで色々出来そうですが、単身だと中々無いですね。結婚せずに家を買うと言うのもレアケースな気がしますので。
個人事業主として登録出来ること
上記の本だと、公私混同して色んな経費を申請して節税しましょうと言う方法が書かれています。ただ前提としてそもそも「サラリーマンで個人事業主として活動出来るのか」と言うのがあって、一般的には副業禁止されているともしかすると厳しいのかもしれませんね。法律云々ではなく会社の規則違反になると何とも。
個人事業主だと以下のようなことが出来るようで。ただ、あくまで個人事業としての売り上げに対してどれだけ経費計上出来るかって話なので、とりあえず個人事業主として活動していることにして経費出しまくって赤字にして、、と言うのは明らかにおかしいと思うので(実態としてそうなっているのであればしょうがないですが。)、サラリーマンとして稼いでいる分の売り上げ(所得)にかかるのは、これ以外のところで頑張るしかなさそうです。
一応、個人事業主だと出来る色んな控除(と言うか経費扱いに出来るらしいもの)を書いておきます。
- 家賃
- 光熱費
- 交際費
- 書籍代
- 勉強代(英会話、資格取得費用など)
- 旅費
- 家族への給料支払い
- 共済に入る
- 車の購入費用
- キャバクラ。。
本のテーマ通り、考え方によっては割となんでもありな気がしました。
それ以外に節税出来そうなところ
現実的に考えて、あんまり幅が大きくない気がしてます。何か特殊事情があれば当てはまる物があって出来るんでしょうけど…とりあえず列挙しておきます。
雑損にせよ医療費にせよ、そもそもそういう出費が無い方がいいので、節税と言うか「補填」と言う方が正しい気がします。ただ不幸にしてそういう事情があった場合には役立ちそうな気がしますね。
国民年金、個人事業の節税方法として紹介されていましたが、例えばサラリーマンの場合でも学生の場合に未納だった分をサラリーマンになってから支払うとかの場合は該当しそうな気がするのでこれはありかなぁ、と思います。(たぶんそうなんじゃないかな。。)
まとめると
最初にも書きましたがそれほど出来ることは無いなーと言うのが感想です。変なことをやると脱税ですが、個人事業主や会社として活動する方がまだ出来ることの幅はある気がしました。まる。