自分の中の違和感と「お前はどうしたいの?」と言うフラグ

先週久しぶりに会社の研修があったのでその辺りの話を。この短い期間で3回も「お前はどうしたいの?」と言われてしまいました。いつも偉そうに人に言っておきながら、実際人に言われると結構「えっ…そ、それは、、(ぐぬぬ)」ってなります。多分、これを言われた時点で(それに答えられないと)自分はかなりイケてない状態になってるんですよね。だからこれはフラグです。言われてぐぬぬってなった瞬間に、フラグが立ってます。みなさんそんなことないでしょうか。

過去のお前はどうしたいのブログはこちら。

研修での「お前はどうしたいの?」

こないだ泊まりがけで研修があったんですよ。どう生きれば幸せな未来を切り開いていけるのか…って言う思考パターンと言うか「生き方」についての研修で、すごく面白かったです。状況と、思考と、行動の掛け合わせが結果になって、それを意識することで自分に何が足りないのかが見えて来る、、思考も行動も足りてないのに、全て状況のせいにしてしまってませんか?と言う。話すと長くなるのでこの話は置いといて…

「…とは言え、こう言う自分とは考え方が大きく離れた人がいた時、どうすればいいんでしょうか?」
「自分はどうしたいか、でしょ。そういう人がいた時、放置して距離を置く自分がいいのか、それともそれも含めて何とかしていける自分になりたいのか。どっちなんだっけ?」

うん、確かに。確かにそうなんですよな。自分で違和感と言うか、疑問を感じながら話していました。その違和感がある時点で、多分答えは出てるんですよね。多分違和感を感じる時は「自分がどうしたいのか」について立場をはっきり出来ていないとき、状況にただ嘆いている時のような気がします。

仕事での「お前はどうしたいの?」

一緒に仕事させてもらっている人生の大先輩(「大」とか言ってすみません!)とこれからどういう風に仕事進めていこうねって話をしていて、色々聞いて下さってたんですけど。

「…と言う感じで、どうしていったらいいか、悩んでるんですよね。」
「それ以前に、自分はどうしたいか、じゃないですか。○○さんはどうしたいんでしたっけ?」

ちゃんと答えられなくて、恥ずかしくて死ぬかと思った…(まだ生きてます。すみません。)

答えられない、悩んでいると言うことは「どうしたいか」の結論が自分で出ていないからです。人と相談して決めるようなことであれば素直に誰かに相談すればいいと思うんですけど、そうでもない事柄で悩んでいるのはただ「どうしたいか」についての自分の意志が弱い(or 無い)だけな気がする。別にエンターテイメントとして誰かにお悩み相談するのは、それはそれでいいんですよ。でもまじめに解決したい問題がある時に「どうしたいのか」を問われると言うのは随分屈辱的だし、仕事をする人間としては相当イケてない気がするんです。前の記事で言うところの「目標を掲げる」とか「決める」と言うことが出来てないってことですから。それって一番大事なことのはずなのに。

家での「お前はどうしたいの?」

この際なので、鏡の前で自問自答してみたんです。「自分はどうしたいんだっけ?」って。そしたらやっぱり答えが見えないんですよね。表面的には色々言えるんですよね、仕事についてでもなんでも。でも本当に自分がやりたいことってなんなんだろうって思うと、ちゃんと言えない気がする。それが分かっただけでもよかったのかもしれません。

Force of my will

Force of Will と言うMagic The Gathering(MtG)では有名なカードがあります。超強いカードです。なんか文字にするとうさん臭いけど、Willとか「意思」って言葉はすごく好きだし、それだけで人生なんとか幸せに出来る力があります。

しあわせはいつもじぶんのこころがきめる - 相田みつを

Most folks are as happy as they make up their minds to be. - Abraham Lincoln

とか、やっぱそうだよなーって、ありきたりですけど思うんですよね。別に意思だけでお腹はいっぱいになんないし生きていけるわけではもちろん無いです。でも例えば仮にお金がなくても「今日はダイエットの日!」って思えば別に空腹も我慢出来るし、捉え方で何とか出来る側面は確かにあるのです。嘆いて幸せになれるなら、好きなだけ嘆けばいいと、ただ唯一嘆くべきは己の意思の無さであると、今は思うのです。

自信を持って生きてたつもりだけど、自分の頭の中も整理出来ないんだからちっぽけなもんです。自分にいつも問い直すことで自分の状況を再認識出来ると言うのは良い仕組みかもしれません。そしていつもそう聞いてくれる人がいることに感謝して生きて行きたいものですね。

ああ、今日も日記になってしまった…。(ご存知の通り日記サイトです。)