世のため人のために仕事をする

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

 

さて、ありがたいことに、異動を希望してくれる人が多くてこの1-2ヶ月は本当にたくさんの面接をさせて頂きました。未知の人にたくさん会えると言う意味で面接シーズンというのは本当に楽しい。

 

面接の中の話なんですが、色々これまでの仕事について聞くじゃ無いですか。でも別に過去の事実とか実績それ自体を知りたいわけではなくて。そのことから何をどう考え、次の仕事にどう対応していくことが出来るのかを知りたいし想像したくて色んな質問をするわけです。個人的に一番知りたいのはその人自身の仕事のモチベーションの源泉と、そして何のために仕事をしているのか。

 

仕事がうまくいく良いパターンの1つは、自分のモチベーションの方向(やりたいこと)と会社としてやって欲しいことが一致している、というものではないでしょうか。自分がやりたいことっていくらでも自発的にやれるし、好きだから色々考えるし工夫もするし自然に頑張る、すると結果的に良い成果も出るものです。それが仕事としてやって欲しいことならもう何も言うことは無い、という話です。出来るだけそうなるようにするのが良いマネジメントだと思ってますが、そうなるように自分と仕事をコントロール出来ている人は、周囲の環境によらず仕事が出来る気がします。

 

一方でうまくいかないパターンで典型的なのは、モチベーションも仕事の目的も「自分自身にしか向いていない」というパターンだと思っています。"しか"というのがとても大事で。究極的に人間と言うものは利己的であると僕は思っていますが、とはいえ自分のこと"しか"考えないと言うのはあまりに自己中心的だし周りも不幸にするし邪悪です。そりゃ利己的であっても仕事は自分のためにはなるのでしょうが、周りのためにもお客さんのためにも会社のためにもならない仕事なら誰も応援出来るはずもなくて、最終的には孤立してしまう。それならまだ漠然としてても「世界平和のために頑張ります」って言ってくれた方が100倍良いなと思うんですよね。

 

信頼できるとか、思いやりがあるとか、良い人だとか、前向きだとか。どう言ったって良いんですけど。周囲の人やお客さん、誰か自分以外のことを真剣に考えて仕事をする、生きるというのは社会における仕事人としてのモラルな気がします。自分で狩猟も農耕もせずにご飯を食べられているのはその社会のおかげなわけですし。ということを書いてると8年前に書いたブログの記事を思い出した。文脈は全然違うけど言ってることは今も間違ってない気がします。気付けば中学生の子どもも5歳の子どももいる今の自分ですが、やはりそういうことを教えたいなと思い日々接しています。

地球は元々、狩りも採集もせずに生きていける場所ではないと思う - まんとるぽっと

 

話が逸れました。面接を通して仕事に対する色んな考え方を見て、やはり世のため人のためというのが大事ですよねと思いました、という話!社会のためになることをしながらこれからも生きていきたいものだし、そういう人と一緒に仕事をしながら生きていきたいですね。まる。